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OCTPAS第39回 「カテーテル関連血流感染症」を公開しました

OCTPAS(Osaka CiDER Training Program of Antimicrobial Stewardship)に第39回目のコンテンツ 5 押さえておくべき感染症「カテーテル関連血流感染症」をCiDER-EDUで公開しました。

見どころ

今回のテーマは「カテーテル関連血流感染症」です。
カテーテル関連血流感染症(CRBSI)は、肺炎と並んで院内発熱の原因として第3位に位置する重要な感染症です。今回の講義では、症例を通じて感染症診療の基本である「感染症の三角形」を描きながら、以下のポイントを整理します。

  • 患者背景:どのような患者でCRBSIを疑うべきか。リスク因子を確認しましょう。

  • 感染臓器:血液培養(皮膚採血、カテーテル採血、カテーテル先端培養)の結果をどのように診断に結びつけるかを学びます。

  • 微生物:CRBSIの原因菌とその頻度を把握し、経験的治療の基盤となる知識を整理します。

さらに、血液培養の結果をもとに適切なde-escalationを行い、抗菌薬の選択と治療方針を決定するための実践的な知識も解説します。CRBSIの診断と治療を深く学べる内容です。ぜひご視聴ください!
講義担当は服部員長先生(大阪大学医学部附属病院 感染制御部)です。

動画視聴ページへのリンク先

第39回目コンテンツ:5 押さえておくべき感染症「カテーテル関連血流感染症」

関連動画 カテーテル関連血流感染症を学ぶと同時に血液培養について復習しましょう!
第12回(6月19日)検体の採取と評価①血液培養 大城 健哉(那覇市立病院 医療技術部検査室)

OCTPASの受講登録方法

いつでも登録可能です。これまでに配信した動画も全て視聴可能です。
無料何度でも視聴できますので、この機会にぜひ抗菌薬適正使用支援に必要な知識の習得や再確認にご活用ください。
登録方法は以下のリンクをご参照ください。

動画の最後にアンケートがあります。
CiDER-EDUでは、皆様のフィードバックを真摯に受け止め、質の高い講義動画の提供を目指しています。動画に対するご意見や感想を、ぜひアンケートを通じてお聞かせください。所要時間は3〜5分程度です。皆様の貴重なご意見がコンテンツ改善に大きく寄与します。ご参加を、心からお待ちしております。

お問い合わせ

大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER)人材育成部門 Mail:foster@cider.osaka-u.ac.jp

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