ゲームアイデアの具体的な出し方の記事が少ないので書いてみた
前置き
タイトルの通りです。Google検索しても、これ著名な発想法の本(しかもゲームに特化したものではない)から取ってきたものなんだろうなという記事しかヒットしないので書いてみることにしました。
それも全然悪くないんですが、発想法はとにかくゲーム向けに特化したチューニングをほどこしてナンボだと思ってます。
以下記載するのは、それを使って少なくとも数本は実際にゲームを完成にまで導いたゲームの発想法です。
1.動詞×名詞(すべての基礎)
これは有名すぎて書くまでもないかなと思ったのですが、後述する自分なりの発想法はたいていこれがベースになっているので…。
「食べる×フルーツ」→ フルーツを食べてステータスアップ!
のような感じですね。正直これはチューニングしなければ凡庸なアイデアしか出ないと思います。
2.動詞×名詞(名詞先決め)
動詞 × 名詞発想法を何百回、何千回やっているとわかるのですが、名詞の中にはどんな動詞と組み合わせても面白くなりそうなものがあります。逆にどんな動詞と組み合わせても面白くなりそうにはないものもたくさんあります。
なので面白そうな名詞を先決めします。
以下のような名詞はティアリストを作ったときにS tierにくる名詞です
すべて、UI、ルール
「巻き込む×すべて」→塊魂
「振り回す×UI」→UIを武器として振り回す
「押す×ルール」→Baba is you
のような感じですね
現実世界では扱えないものや概念を名詞にしてやると面白くなる傾向にあると思います。
3.ジャンルの固定概念を壊す
最近お気に入りの発想法。やり方は簡単で
プラットフォーム・ゲーム(マリオ系)なら
・リアルタイムアクション
・サイドビュー
のように前提となっているゲーム性を列挙して、それを変える
・リアルタイムアクション→まさかのターン制マリオ(?)
・サイドビュー→トップダウンにしてZ軸ジャンプができるようにする
RPGの世界にプラットフォーム・ゲームの概念を持ち込むというゲームを作ったところ結構反響があったので強力だと思います(宣伝)
4.ゲームの舞台を特定のツールなどにしてみる
0→1ではなく1→10の範疇かもしれませんが…。
これも具体例を見てもらったほうが早いかも…?
キーボード上で繰り広げられるリズムアクション(音量大きめ)
デスクトップ上で繰り広げられるプラットフォーム・ゲーム
このツールを舞台にするとこんなギミックがありそう…!などがどんどんでてくるのでオススメ。
一旦ここまで
読んでいただきありがとうございます。
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