怒りの影響力
写真家 山本美里さんの講演会へ行った。
山本さんは、
写真家でもあり、
医療的ケア児のお母さんでもある。
講演会でのお話しの中で、
「怒り」が根底にあること。
想いや内容が違っても
「怒り」が原動力になって、
活動をしている。
それを手放すためのもの。こと。
一緒だなあ、と
普段の自分の活動と重ね合わせながら
聴いた。
誰かに怒りそのものをぶつけるわけじゃなくて
形を変えて、
できれば自分の好きなものに
形を変えて、
相手に、周りに、伝える。
そしたら、
もしかしたら、
それがきっと
周りに怒りではない
不思議なもので伝播していく。
「怒り」って
すごいパワーだなと
自分も含めて思った。
その人の人生までも
変えてしまう。
自分の抱えているものを
無かったことにしないで残していくこと。
溜まったフラストレーションは
形を変えて、手放すだけで、
無かったことにはしない。
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自分から見て、
今の自分っていいな。
人から見てどうとかじゃなくて、
自分自身から見て
今のわたしが好きだなって
思える選択をして生きられたら、
その瞬間がお母さんじゃない
「わたし」の爆誕の瞬間だと
思っています。
あんまり難しいことを考えずに
自分の好きを追求したらいいんだよ。
だって、お母さんは自由じゃんね。
何にだってなれるよ。
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お母さんは自由。
障がい児の親になって、
母親にかかる負担は絶大的なものと
日々ひしひしと感じている中、
「お母さんは自由。」
がんじがらめになった母親の
最強の縄ほどき言葉だなって思った。
そうだよ、お母さんは自由だよ。
何より自分に言いたい。
とてもとても力をもらえた
山本さんの素敵な話。
とてもいい機会をいただいたなあ
と、じんわり心に染みる日でした。
きっと
あれも
これも
この出会いも
障害を持った息子が産まれなければ
出会わなかったことばかり。
わたしがわたしらしく、
自分らしく生きていくために、
息子はわたしにとって
本当に大切で必要な存在。
「ありがとう」
って、感謝の気持ちが溢れてるよ。
想像していなかった未来。
「透明人間」を山本さんご本人から
手渡しで購入できてよかった!
珈琲を手渡しすることができてよかった!
山本さん、またどこかでお会いできること
楽しみにしています。