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名古屋大のホームカミングデーにお邪魔してトークセッションしつつオフ会で巡る東山動物園と名古屋飯の土曜日

落合陽一です.土曜に名古屋大で講演して、その前後で落合塾のオフ会で撮影会したり少人数のご飯会をしたりしていたので写真を振り返りつつ,考えたことでも書いておこうかと思ったり.

ちなみに光栄にもお呼ばれした名古屋大のホームカミングデーでは,青色発光ダイオードでノーベル賞受賞した天野先生とWILLの福岡さんとパネルディスカッションと講演をしました(森川先生がパネルはモデレーターしてくれました).ありがとうございました!

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動物園に行くのなんて何年ぶりだろう,という感じ.象の大きさもサイの大きさも記憶から遠くなったなぁと感じながら動物を見て回る.撮影会に多くの人が集まってくれて嬉しい.

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ちなみに歳のせいか気持ちのせいか檻のスケール感とかその中に残る情念みたいなものが気になってしまう今日この頃.ここの檻には何がいたんだろうとか,そんなことを考えながら歩いている.

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ユーカリの好き嫌いの激しいコアラを眺めていても,そりゃ好き嫌いも言いたくなるさ,という気分で眺めてしまう.

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保全や生体研究,動物研究,文化施設としての価値などもちろん動物園に価値があることはわかっているんだけど,どういうスタイルで動物園を考えていくのかはまだまだ色々な手があるんじゃないかとも思うんだよね.行動展示然り,しかしながら国立公園みたいなやり方も一長一短は存在するし.

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このなんだかジレンマちっくなものを抱えながら,風景を眺めている.

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檻に哀愁を感じる年頃なので檻越しを意識して撮ってしまう.

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お疲れのところ目線ありがとうございます.と感じながら,内心はテクスチャのもふもふ感に癒されている.

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檻という新しい茂みを獲得したようにも見える.

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シロクマの退廃した感じがクセになる.(この後無事に元気よく泳ぐ姿が観測されたので一安心)

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ゴリラの哀愁.

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なんらかの決意や希望を見出してしまいそうになる感情移入.テクスチャのカッコ良さに惚れる.

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一通りの皆様を巡った後はまたサイを眺めながら過ごした.その後名古屋大で講演して,6人でぎゅっと小さめの個室に集まって落合塾のグルメ部を堪能した.寿司の賞味期限は10秒.この前のパーティ記事の真逆の食中心空間が心地よかった.大人が集中してグルメを食う瞬間のアート鑑賞感が好きだ.

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と,今回はこの辺で.

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落合陽一が「今」考えていることや「今」見ているものを生の言葉と写真で伝えていくことを第一に考えています.「書籍や他のメディアで伝えきれないものを届けたい」という思いを持って落合陽一が一人で頑張って撮って書いています.マガジン開始から4年以上経ち,購読すると読める過去記事も1200本を越え(1記事あたり3円以下とお得です),マガジンの内容も充実してきました.

落合陽一が日々見る景色と気になったトピックを写真付きの散文調で書きます.落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集(平均で…

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