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「物化する風景と自然,人の情念」,常設展をやり続けるということ / 計算機と自然,計算機の自然(5)

落合陽一です.今回は日本科学未来館の落合陽一総合監修・アートディレクションの常設展「計算機と自然、計算機の自然」を作る際に考えたことを書いていく連載シリーズの第五回目.(前回からだいぶ経って展示の内容が見えてきた)

何度でもいうけど,色んな人の力添えでできた展示なので,お世話になった方々に最大の感謝を込めて,始まったばかりだけど振り返っていきたいと思う.前回までを振り返りたい人は下記のリンクから.

前回までのリンクは下記から.

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未来館の生花の入れ替えも何度かやってきて,常設展を定期的にメンテナンスし続ける大変さと楽しさのようなものを体感してきた.今回はそんなテーマで書いてみたいと思う.

メディアアートの展示はたくさん作ってきたけど,さすがに20個以上を10年以上というのは初めての試みなので色々勉強になった.

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落合陽一が「今」考えていることや「今」見ているものを生の言葉と写真で伝えていくことを第一に考えています.「書籍や他のメディアで伝えきれないものを届けたい」という思いを持って落合陽一が一人で頑張って撮って書いています.マガジン開始から4年以上経ち,購読すると読める過去記事も1200本を越え(1記事あたり3円以下とお得です),マガジンの内容も充実してきました.

落合陽一が日々見る景色と気になったトピックを写真付きの散文調で書きます.落合陽一が見てる景色や考えてることがわかるエッセイ系写真集(平均で…

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