#カメラとのダイアローグ Leica M8.2
前回から始まった新シリーズ, #カメラとのダイアローグ . #レンズとのダイアローグ に次いで落合陽一が気になったカメラの話をしていく連載でございます.
これまた全世界で俺しか興味ないんじゃないかという…
前回はLeica M10-Rの話をしていたんだけれど,ちょっとタイムスリップしてみよう.
M8.2の発売は2008年なんだけれど,M8の発売は2006年だから,大体の写りは2006年の世界からタイムスリップしてきたようなものだ.CCDセンサーの描写はたまらない.
2006年は僕はまだ高校生だったなぁと思いながら,15年のデジタルの旅に思いを馳せている.M8は1/8000で撮影できるけれどM8.2は1/4000の撮影.ブライトフレームなどの改良はある.
M9はフルサイズだから普段のライカと同じように撮れるのだけれどM8.2はセンサーサイズが違う.
18×27mmで画素数は1,030万。 画角を35mm判に換算するときの倍率は1.33だ。 いわゆるAPS-Cサイズより一回り大きい
現行のレンズを使うときに何か問題があるかといえば,特にない.ブライトフレームもセンサーサイズに合わせて変わっているので,驚くべきほど普通に撮影できる.35mmレンズで撮ると50mmくらいの画角に,50mmレンズで撮ると75mmくらいの画角になる.
そこで35mm アポズミが出た2021年の世界で改めてこれを持って街を歩くと何か変わるんじゃないか,と思いながら街を歩く.
今日はデジタルライカの15年を考えながら1000万画素ちょっとのカメラに思いを馳せることにしよう.
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落合陽一が「今」考えていることや「今」見ているものを生の言葉と写真で伝えていくことを第一に考えています.「書籍や他のメディアで伝えきれないものを届けたい」という思いを持って落合陽一が一人で頑張って撮って書いています.マガジン開始から4年以上経ち,購読すると読める過去記事も1200本を越え(1記事あたり3円以下とお得です),マガジンの内容も充実してきました.
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