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ソーシャルディスタンスとメディアアート2: 視覚刺激と聴覚刺激だけでどこまでいけるか
さてこの時代にメディアアートをどうやって考えていくべきか.エンゲージメントを考えていた前回に続き今回も思考に潜っていく.写真は緊急事態宣言解除後のアメ横で.
ウィズコロナを受け入れた日本の各地で解除ムードが広がり,博物館も美術館も入場制限の上で時分割+マスクなどで始まっていくんだろう.
この週末明けから再開の場所が増えてきた.ただ,体験価値の変化はなかなかなものだと思う.もちろん気にしない人々にとっては気にならない問題かもしれないが,アートにかける価値とエンタメにかける価値はライトユーザーにとっては天秤にかけられるものであって,その中で現状の方策がアートの体験価値を伝えきれる状態かどうかは難しい判断だ.
前回までの連載はこんな感じ.そういったアートと顧客のエンゲージメントの話をしていた.
今回はメディアアーティストらしくメディア装置で伝えきれるもの,どういうモデルを考えたらいいのか思考を進めていきたい.
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落合陽一が「今」考えていることや「今」見ているものを生の言葉と写真で伝えていくことを第一に考えています.「書籍や他のメディアで伝えきれないものを届けたい」という思いを持って落合陽一が一人で頑張って撮って書いています.マガジン開始から4年以上経ち,購読すると読める過去記事も1200本を越え(1記事あたり3円以下とお得です),マガジンの内容も充実してきました.
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