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ステロイドの副作用について
ステロイド静注点滴から、ステロイド服薬に変わりまして
晴れて退院いたしました。
出された処方箋はこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1665036352205-8yWan3GhwX.jpg?width=1200)
プレドニゾロン→ステロイド
ファモチジン→胃を保護する
ダイフェン→抗菌作用
これだけでした。
ファモチジンとダイフェンは
ステロイドの副作用を抑えるためのものなので
本来の目的で言えば1種類。
病の重度さに対しては、少ない方と言えるのでしょうが
ワタクシは幼い頃より、錠剤が飲めないことで大変苦労をして参りました。
あらゆる人に
「ご飯のかたまりを飲み込む方がよっぽど大きいのに。
何で錠剤だけ飲めないの?」
と呆れられたこと、数知れません。
大小関わらず、あらゆる錠剤を飲もうとすると
喉が塞がってしまうのです。
前世で毒殺でもされたのでしょうか?
プレドニゾロンはとても小粒なので何とか飲めました。
それでも飲むぞと決めて、口に入れるまで
覚悟のブルブルタイムが始まるので、よく周りの人に
![](https://assets.st-note.com/img/1665039963832-lKfWqDQMTe.jpg?width=1200)
と言われました。
自分でも理解に苦しみます。
さっさと飲めば、その分イヤな時間は短くて済むのに。
ですが、どうしても、喉が開いてくれないのです。謎。
そんなワタクシなので、錠剤3種類を飲むのにも
大変な時間を要するのでした。
そんなステロイドの副作用やいかに
ステロイドで心配なのが副作用でございます。
ネットで検索しますと、あらゆる症状が書かれていておののきますが
食用増進や、ムーンフェイス、口内炎に躁鬱、不眠など
代表的な副作用に悩まされることはありませんでした。
その代わりに出たのが、体毛の濃さ。
![](https://assets.st-note.com/img/1665040408189-gIPgP7JV6w.jpg?width=1200)
痛くも痒くも無く、剃刀で処理するだけだったので、辛くはありません。
はじめてのステロイドの副作用は、これくらいで済みました。
後ほど書きますが、2018年にふたたび再燃した際
またプレドニゾロンのお世話になったのですが
その時の副作用は違いました。
体毛が濃くなったりはしなかったのですが
心臓が、とんでもなくバクバク言うのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1665040830320-lLcEpR8uod.jpg?width=1200)
ドギドギし過ぎて、心臓が破裂するのではないかと思う程。
24時間常に…と言うわけではないのですが
寝ている時だと、ドキドキが強過ぎて起きてしまう程でしたし
最後の方は、心臓が痛くなりました。これには大変困りました。
ステロイドは、相性さえ良ければ大変効果の高いものです。
ですが、副作用の多さ、減薬時の離脱症状など
リスクもその分大きいものだと思います。
ワガママを承知で書きますが
副作用に苦しまず、望む効果だけを得られるような薬が
1日も早く開発される日が来ることを、願ってやみません。
そして、離脱症状や潰瘍性大腸炎の症状がぶり返すこともなく減薬し
ステロイド卒業!という段階でいよいよ
潰瘍性大腸炎の基本薬である、5asa製剤に切り替える運びとなりました。
そしてこれがワタクシの治療方針
潰瘍性大腸炎だけども、薬無しで寛解維持
の大きな決め手になることは
この時、予想だにしなかったのです。
…つづく…