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ステロイドの副作用について

ステロイド静注点滴から、ステロイド服薬に変わりまして
晴れて退院いたしました。

出された処方箋はこちら。

プレドニゾロン→ステロイド
ファモチジン→胃を保護する
ダイフェン→抗菌作用

これだけでした。
ファモチジンとダイフェンは
ステロイドの副作用を抑えるためのものなので
本来の目的で言えば1種類。

病の重度さに対しては、少ない方と言えるのでしょうが
ワタクシは幼い頃より、錠剤が飲めないことで大変苦労をして参りました。

あらゆる人に
「ご飯のかたまりを飲み込む方がよっぽど大きいのに。
何で錠剤だけ飲めないの?」
と呆れられたこと、数知れません。

大小関わらず、あらゆる錠剤を飲もうとすると
喉が塞がってしまうのです。
前世で毒殺でもされたのでしょうか?

プレドニゾロンはとても小粒なので何とか飲めました。
それでも飲むぞと決めて、口に入れるまで
覚悟のブルブルタイムが始まるので、よく周りの人に

と言われました。
自分でも理解に苦しみます。
さっさと飲めば、その分イヤな時間は短くて済むのに。
ですが、どうしても、喉が開いてくれないのです。謎。

そんなワタクシなので、錠剤3種類を飲むのにも
大変な時間を要するのでした。

そんなステロイドの副作用やいかに

ステロイドで心配なのが副作用でございます。
ネットで検索しますと、あらゆる症状が書かれていておののきますが
食用増進や、ムーンフェイス、口内炎に躁鬱、不眠など
代表的な副作用に悩まされることはありませんでした。
その代わりに出たのが、体毛の濃さ

湯船に浸かった時に、体毛がフワと湯に浮いた感覚で発覚しました。

痛くも痒くも無く、剃刀で処理するだけだったので、辛くはありません。
はじめてのステロイドの副作用は、これくらいで済みました。

後ほど書きますが、2018年にふたたび再燃した際
またプレドニゾロンのお世話になったのですが
その時の副作用は違いました。
体毛が濃くなったりはしなかったのですが
心臓が、とんでもなくバクバク言うのです。

大変怖かったですわ

ドギドギし過ぎて、心臓が破裂するのではないかと思う程。
24時間常に…と言うわけではないのですが
寝ている時だと、ドキドキが強過ぎて起きてしまう程でしたし
最後の方は、心臓が痛くなりました。これには大変困りました。

ステロイドは、相性さえ良ければ大変効果の高いものです。
ですが、副作用の多さ、減薬時の離脱症状など
リスクもその分大きいものだと思います。

ワガママを承知で書きますが
副作用に苦しまず、望む効果だけを得られるような薬が
1日も早く開発される日が来ることを、願ってやみません。

そして、離脱症状や潰瘍性大腸炎の症状がぶり返すこともなく減薬し
ステロイド卒業!という段階でいよいよ
潰瘍性大腸炎の基本薬である、5asa製剤に切り替える運びとなりました。

そしてこれがワタクシの治療方針

潰瘍性大腸炎だけども、薬無しで寛解維持

の大きな決め手になることは
この時、予想だにしなかったのです。

…つづく…


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