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おちつけ清晴
2021年7月11日 08:27
僕は二十代を大手メーカーの正社員としてバリバリ働いていました。上司や職場の仲間からは仕事ができる奴と言われるくらいに、人間関係でもほとんど問題もなく、逆に仕事や悩んでいる人の話を聞いて勇気付けるような立場にいることがほとんどでした。その日は突然やってきます。あの頃、俗に言うリーマンショックが起こりました。安定している会社ですが、さすがにあの頃は自分を取り巻く環境や何もかもガラリと変
2021年6月28日 18:39
次に僕が目を覚ましたのは、真っ白な広い部屋でした。僕はベッドに寝ていたみたいです。『目を覚ましたみたいだね』ふと見るとまたあの友人です。これまた少し違うように見えます。「次は、ここは、どんな世界なの?」その友人はこう答えました。外を見るように促されて僕は外を見ました。曇天の薄気味悪い空の世界です。世界は大気汚染や土壌汚染によって、どんどん住める場所が少なくなっていっ
2021年6月28日 16:55
次に僕が目を覚ましたのは、さっきいた時代から逆に過去の時代に来たような場所だった。どうやらさっきいた場所が都会で、ここは田舎の部分という感じかなと思っていると、さっきの袴すがたの友人にすごく似ているけどちょっと違う人がすぐ隣にいた。『ああ、来てたか。俺が〇〇だよ。清晴』そう言って話し出す友人にすごく似たそいつはここが何か教えてくれた。『ここは清晴が来たところのもうちょっと前の時代だ
2021年6月26日 21:39
僕が担架で運ばれている時にうっすら見た記憶は、離れた場所で暮らす友達が看護師さんたちの後ろからふざけた感じでチラッとこちらを覗いたり隠れたりするふざけた光景でした。なぜかあずき色の着物を着ていたのを覚えています。「なんか笑ってるねえ」「何かそこにいるの?」と看護師さんが言いました。「うん。友達が来てるんだあ」と答えました。これから話すのはいつ見たものかはわかりません。意識が少しだけ
2021年6月25日 08:48
今見たのは何だったんだろう、何が起きたんだろうと頭の整理もつかないまま僕は家に戻ります。ここでは省いていますが他にもいろんなビジョンが次々見えていました。それが夢なのか現実に起きているのか全くわからないでいました。家に入ると確かに自分の部屋だけど、少し違う感覚です。誰の家だ?これが本当に自分の部屋?と不思議な感覚です。部屋の椅子に腰をかけて、ポケットに手を入れるけどケータイはあ
2021年6月24日 17:12
堤防の下に転がり落ちて、すぐに何者かに袋のようなものを顔に被せられたと思ったらVRをつけられたような感じで、映し出される映像はこんなのでした。堤防の上を親と兄弟が飛び跳ねながらこいつがやっと死んだと喜んでいるのです。まさにその光景は狂気でした。そしてゲームのリザルト画面(ミッションの最後に成績が出るアレ)が出てきて【 RANK B 】僕はゆっくり起き上がりました。多分その時は真顔で
2021年6月24日 17:09
こんにちは 初めまして、おちつけ清春と申します。いきなりですが何の話かも言わずに淡々と書いていくので、読んでいただいた方がそれぞれに【これは一体何が言いたいのか】だとか【そもそも何の話なんだ】なんてものに名前でもつけてやってください。ただ一つ言えることは、この話は僕に起こった本当の話です。ある平日の昼間に、僕は家の近くの川沿いを散歩していました。なんでそんな昼間に散歩なんか