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松本から東京の二拠点ライフを支えるアルピコ交通の存在

長野に来てから、大好きになった企業がある。
「アルピコ交通」

長野に引っ越してからも東京での仕事は続く。
下手すると月の半分は東京にいる時もあるし、2週間に1回はかならず東京にいく生活をしている。フリーランスの出稼ぎ生活は続く。

そのときに使っているのが「アルピコ交通」さんである。
アルピコ交通があるから私は松本に引っ越したといっても過言ではないし
(いや、それはいいすぎか)
アルピコ交通があるから、東京に頻繁にいくこともできる。
わたしの生活の5%ぐらいはアルピコ交通に支えられているのである。
(これは、言い過ぎではない)

では、アルピコ交通のなにがすごいかここでとくとくと話をしたい。

AC電源完備、Wi-Fi完備の「動くオフィス」


広丘野村のバス停から乗車。都内までは約3時間

ABW「Activity Based Working(アクティビティ・ベースド・ワーキング)」の時代の最先端をいく環境があるとおもっている。
働く時間も場所も自由なら、それが移動しながらなら最高だ。

新幹線や飛行機も、「うごくオフィス」に該当するがバスのすごいところは
100WのAC電源が1人に1台ある!ということ。

「酔うんじゃないの?」という意見もあるが、私はそんなに揺れないと思っている。
(JR特急あ○さのほうよっぽどゆれる。)
私は、この移動時間のいつも半分は爆睡して半分は仕事をしている。
職場の机で眠るのって忍びないけれど、バスの中じゃ寝たい時にねて、仕事したいときに仕事して、ネットみたいときにネット見れる。
(Wi-Fiも完備されている!)
移動しているっていう大義名分があるから、なにもしなくてもギルティはない。
それを思うと、私たちが今「なにもしなくてもいい時間」は実はそんなにない。
バスの時間はそうした時間を作ってくれる。
この時間が愛おしいのだ

二拠点ライフを実現できる時刻表

次にすごいのが、時刻表である
というかここがあっぱれである。松本は残念ながら新幹線がない。
でも、朗報です。アルピコ交通がある!
ここで松本ー新宿の時刻表をご紹介。
(2023年8月時点のものなので、本物の時刻表はこちらでご確認ください)

出典 アルピコ交通

見てください。
朝の4時代に運転手さんは働いてくださっている。
8時30分に新宿につける、9時からの動き出しに対応しているんですよ。それから、この本数もすごい。毎日19本ですよ!
しかも、予約いっぱいだと2台出してくれる時まであるんですよ!
さらにいうと新宿からは深夜便もある。ご飯食べて、最終は22:25である。
すごいよね。ねえ、すごいよね。
(ちなみに、あづみのスイス村にいく深夜便もある。)

私はアルピコ交通ヘビーユーザーなので、他のバスは詳しくは知らないが、
増便の状況判断のお知らせや、新しく東京行きや成田行きなど新しいルートを開拓したり、なかなか攻めてる時刻表だと思う。

双葉SAの草団子を食べて欲しい

ちょうど1時間ぐらいすると、双葉SAにとまる。
富士山がよく見えてフレッシュな空気をすって、10分ぐらい売店をふらふらして自席にもどる。
双葉でおすすめなのは手作り草団子!


いったいどなたが作られているのか。素朴だけどなんていったってもちもちがおいしいし、草団子の香りがとてもすばらしい。

プロフェッショナルな運転手さんのオリジナリティあるアナウンス

最後に、いいたい。
運転手さんがものすごく丁寧。
アルピコ交通の運転手さんは、雨でも雪でも乗車チェックのときにはかならず降りてくれる。そして、みどり湖をすぎてから「バスの中での注意喚起」のアナウンスがはじまるのだが長いと5分以上、いろいろアレンジをくわえてはなしてくださる。

先日のアナウンスはこうだ
「このバスは、みなさまの降車後、板橋営業所に向かいます。
帰り道、特に男性の方は、ポケットにある携帯電話やお財布が座席に落ちてしまいお忘れ物になるケースがございます。飲み会などの席の際に気づいて、取りに行くのは大変時間の無駄です。今一度お気を付けください」
(言い回しは全く同じではございません)

私は、本当に思うんです。
心を込めるって、こういうこと。

きちっと聞き流さないように、乗客の人に案内できるか。
そして乗客の人のライフをイメージしているか。
忘れ物は時間の無駄という昨今の「タイパ」ブームにのった注意喚起。

私は、いつも背中を正してアナウンスを聞いてしまう。

ちなみに、もし上高地線や飛騨高山線にのることがあったら北アルプスの峠を越えるアルピコ交通バスの華麗な運転捌きをみてほしい。
こんなギリギリに運転できるのか!というスキルをものすごく涼しげな顔して運転していらっしゃる。

ほんと痺れる、すれ違うたびに合掌している。
アルピコ交通の運転手さんは本当にかっこいいのだ。

まとめ

アルピコ交通は、わたしたちの暮らしをデザインしてくれている。
新幹線が通っていても、はっきりいって2拠点はきびしい。
フリーランスだと、交通費はかなりネックだ。
だいたい新幹線1回分で2往復ほどできてしまう高速バス。
駐車場もアルピコ交通提携だと安い。

でも、私は価格だけではない。

アルピコ交通には「信州の人たちの生活をよくしたい」という思いをいつも感じている。だから、アルピコ交通に乗るのだ。

ありがとうアルピコ交通。

感謝のままに、これからも私はアルピコ交通を心から応援いたします!

続く。。。。


2022年10月に私たちは松本に引っ越しました


Sayoko
東京生まれ。フリーランスで映像の制作や企業のオウンドメディアの立ち上げをしています。日本サステナブルシーフード協会に所属。2022年10月にパートナーと松本に引っ越しました。

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