毛髪戦争〜番外編〜5 「初期脱毛とは」
この戦争もいよいよ投薬第3週へ突入しようとしている。
今の所、まだ変化は何も無い。
強いて言えば、現在諸事情により高ストレス環境にあるので
毛髪戦線に対して第三勢力から激しい砲撃が加えられてる可能性がある。
それはそれとして・・・
以前からお伝えしている様に、ミノキシジルの効果としてまず初期脱毛と言うイベントが待ち構えている。
毛を生やしてるのに、抜ける。
こんな衝撃的な事があって良いのかと思ってしまうが
良いのだ。
◯ヘアサイクル
毛髪は新陳代謝を繰り返しながら、人類の頭頂部でメトロポリスを築いている。
成長し、退行し、休止期間を経たのち、新たな命に押し出される形で生涯を終える。
成長の段階で、我々の最大にして最強の敵である
ジヒドロテストステロン(以下、ゴミカス野郎)が暴れ始めると
充分成長する前に退行や休止が始まり、髪が育たなくなる。
これが所謂AGA(若ハゲ太郎)である。
つまりAGAとは、髪が抜ける症状ではなく
髪が育たない症状であり
決して「あるべき場所にあるべき物が無い事」では無い。
◯初期脱毛
ゴミカス野郎の攻撃によって、育つ前に死を迎えつつある毛髪を捨てる事、それが初期脱毛だ。
イエローカードで退場は草。
しかし、この図の通りだ。
ヘアサイクルを乱すゴミカス野郎をフィナロイドで抑えつつ
ミノキシジルが新規発毛を促す事で、既に攻撃で使い物にならなくなった毛髪を捨てる。
つまり、初期脱毛=新規発毛の合図である。
「負けるが勝ち」と言う言葉があるが、それを踏襲した状況になるのだ。
ただ、見た目上は一時的に毛髪戦線後退状態となる。
所謂「ハゲ散らかす」のだ。
ここで忍耐力を発揮出来るかどうかが、勝敗の分かれ道のようだ。
◯現状
初期脱毛が起こるのは服用10日〜14日or1ヶ月からと言う事だが、本日より3週目を迎える自分自身にはまだ何も起きていない。
薬の効果が出てるのか、いささか不安にもなるが
毛髪三銃士を信じる事が、この戦争を戦う上での大前提だ。
引き続き、目覚めの枕の観察を強化して行く。