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わたしの台所物語

今朝、NHKのあさイチで私が好きな「わたしの台所物語」をやっていました。

一般人の台所物語。
料理と人の生き方に興味がある私は毎回見て感動しています。
※在宅勤務ですが朝は仕事しなきゃなので、しっかり見るのは夜ですよ〜(笑)

今日、出演されていた方は3人。

・料理が大好きなシングルマザー
自身のお母さんもシングルマザー。
忙しい中、楽しくお料理を教えてくれたお母さんのおかげで料理が大好きになった。
いつもあたたかく見守ってくれたお母さんはガンで数年前に亡くなった。
料理を仕事にしたくて頑張っている。
カラフルな野菜を使った料理が得意。料理本を出すのが夢。

・能登の仮設住宅で暮らす元海女
震災前は海女さんや料理の腕を生かして飲食店で勤めていた。
家が被災。修復したところに豪雨で浸水し、また修繕が必要に…。
どんな試練なのだろう、先のことはわからないと言いながら、今を一生懸命生きている。
土木作業員で長く家を離れている夫のたまの帰宅に合わせ、得意な魚料理を作って出迎える。
仮設住宅の狭い台所を工夫して料理している。

・脳梗塞で半身麻痺になった薬剤師で料理研究家。
尊敬するお母さんに褒められたくて、頑張ってきた。
突然脳梗塞で体の自由が効かなくなり、できないことばかりの自分を人に見せたくなくて、引きこもりうつ状態に。
そんな時、自分もガン闘病しながら、寝たきりの義母の世話をする義父に気付かされた。
できなくても楽しんで、自分がやりたいことをやる。
義父は苦手な料理も便利グッズで工夫したり楽しみながらやっていた。
そこから、できないことは周りに手伝って貰えばいい、と少しずつできることを増やして料理が楽しめるまで回復した。
今は亡くなった義父の調理器具を引き継いで料理している。


もう、どの話もジーンときて泣きました。

台所は家の中でも物が多い場所で、その人の生き方がわかる場所だそうです。

料理は好きだけど、心に余裕がなくて、ぜんぜん素敵な台所じゃないんですよね。
自分らしい台所にしていきたいなと思いました。

食べることは生きること。
だから台所物語って深いんだなぁ。

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