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生き方なんて人それぞれ

「人生設計は大切」
「自分の人生は若いうちに考えておきなさい」

高校時代、とってもとってもお世話になった、当時の学年主任の先生・進学指導の先生・就職指導の先生から耳にたこができるほど聴いたこのセリフ。
当時のわたしは、身近な大人の話を素直に聞き入れられるような、利口な子どもではなかったし、とにかくわたしの人生なんだから自分のやりたいことだけやって生きる、と決めきっていた。


ずっと憧れた幼稚園教諭として2年6か月従事して、体調を崩して退職した23歳の秋。悩まされてきた病魔が先天性脳疾患とようやく判明した翌年の春。この脳疾患が指定難病ではないかと疑われたまま求職に励んでいる24歳の秋。今わたしが痛感していることがいくつもある。


「失敗してもそこから学べるのは挑戦した人だけの特権」
「人生巻き返しできるチャンスはたくさんある」
「停滞期は自分自身を見つめ直すために必要な時期」
「失敗しても生きていればそれでいい」
「どれだけ時間がかかっても目標に向かって進むことが大事」
「人生まさかの連続」

わたしの大好きな某アイドルが話していたことばである。
各々が心に傷を負いながら、たくさんの苦労を乗り越えてきた彼らのことばは、今のわたしには衝撃が走るくらい心に響いている。
彼らがずっと大切にしている音楽にも、これ以上ないくらいにとことん励まされている。


人間だれしも失敗することはあるし、成長していく中で停滞してしまうこともある。怪我や病気を患うことだっていつどこで起きてもおかしくない。

人生設計を立てておくことはもちろん良いこと、というか無駄にはならないと思う。ただ、立てた設計通りに生きていけるとは限らないし、たとえ設計から外れてしまっても、その時点からまた立て直していけば良いと思う。
どんな苦悩も通過点。止まない雨はない。自分のペースで前に進もう。

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