スクリーンショット_2018-12-23_3

【1/18】並び方はフォーク型が好き。

定期券を買おうと並んだ。
機械が2台あり、2台とも人が使っていた。
僕はその後ろに並んだのだが、フォーク型に並ぼうかどうか悩んだ。

フォーク型を作るには、この場合だと現在定期を購入している2TOPの後ろに位置し、二人の中間に立てばよい。
つまり僕は、サッカーでいうところのトップ下みたいな場所に立とうか悩んだのだ。

後ろに誰か並んでいた場合は僕は片方のみに並ぶ。
しかし、誰もいなかったり並び方が決まっていない場合、僕はしばしばこのフォーク型を取り入れていく。

フォーク型の良いところは、二つに一気に賭けることができるという点だ。
自動的に僕が早い方に優先される。
僕がフォーク型が割と好きだ。
お店のレジでもそうだが、片方に並ぶと店員のスキルによって、我々の待ち時間が変動してくる。
が、フォーク型に並ぶことによって店員のプレッシャーは解放される。客からの「待ってます」という重圧を2で割れるからだ。
我々としても、彼ら二人にプレッシャーをかけることができる。

店員個人に苛立つより、「この店員らどうなってんだよ」から、「この店どうなってんだよ!」と怒りの対象が広がっていく方が、最終的に何に怒っていいのか分からなくなり、フワッとしてよい。怒る方としてもだ。

そんな考えの元フォーク型に並んでいたところ、「定期券を買う人達が並ぶ列」の領域がグッっと広がったような気がした。
よくみると、中間に並ぶ僕の左におばさんが立っていた。
僕のフォーク型を崩すベク、彼女は大きく左に開きやがったのだ。
今まで定期を購入している二人の位置と僕の位置を線にすると、逆三角形だった。がおばさんが開いてきたことにより、斜め線が二本になった。

とてもイライラした。
僕の「早くしてくれよ。」が右の定期券購入機を使っている人のみに向かってしまう。申し訳ない。彼一人に背負わすはずではなかったのに。

結局僕の前で定期を買っていた彼が先にあがり、僕がおばさんよりも早く定期を買うことになった。
せめておばさんが先に買ってほしかった。

最近は毎日こんなことでずっとぷんぷんしている。
いいんだそれで。

この記事が参加している募集

落合諒です。お笑いと文章を書きます。何卒よろしくお願いします。