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YouTube限定公開″日々是好日 第一回”のご案内 稲電流の茶の湯 

心と身体の健康を得る茶の湯 薬師より

【日 時】 2024年9月9日(月)
【参加費】 無料
【申込み】 「Facebook伊庭妙環」イベントから参加ボタン押下
【参加資格】
◆Facebookグループ「本寿庵 御茶のみちをほとほとと」のメンバー
◆Facebookお友達の方
 
九月九日、一年の五節句をしめくくる「重陽の節句」を迎えます。
菊の爽やかな香りは、秋風に吹かれて辺りを包み、菊酒や栗ご飯をいただき無病息災を祈ります。
 
稲電流の茶の湯は、江戸の終わりにお休みをいただき、ただ一つ残った点前は佛さまに供える「供茶」でした。
生きた人さまにお点てする点前は残らず。
稲電流に口伝で遺された侘び茶の心は、現代に伝わる他流の点前にのせてお伝えしてまいりました。
 
私は、法華経の経典に説かれる薬草喩品という尊い御経を心とする薬師を志す尼僧です。
この夏、法華経の深山身延山へ供茶を奉じた時、私はようやく唯一つ残る「供茶」の点前から、生きた人の健康を願う全ての点前に応用し再構築する心を得ました。
江戸の終わりから長いお休みを経て、ようやく心身の健康を願う法華経の良薬(ろうやく)として「稲電流の茶の湯の点前」が復活しました。

連綿と数百年続く茶道の世界とは、異なる感性かもしれません。反発のある方もおられるでしょう。
 
数千年前にお生まれになったお釈迦様は、茶の樹の原産地であるインドにお生まれになり、そのお生まれを讃える花まつりでは甘茶を仏像へ注ぎます。
佛さまの世界において「茶」とは、清く・浄め・生命力を息吹かせる尊い力(徳)を供えた宝であります。
稲電流では、生命の宿る身体と心の健康を願った茶の湯を研鑽いたします。
 ただ一人でも、多くの方々に良薬の茶の湯が伝わりますことを願います。

第一回目は、
 ・茶室での基本の所作をお伝え
 ・精進点て(盆略点前)を通しでご覧いただき
 ・割り稽古その一「袱紗捌き」をお伝えいたします
 
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
 
本寿庵 稲電流師範 伊庭窓月
令和六年八月吉日

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