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『舞台 新宿羅生門』って知ってる?観てきたから聞いてー!

『舞台 新宿羅生門』を観劇してきたよ〜!!のレポートです。できるだけネタバレ少なく書くので読んでって〜
そして公演は2023年10月1日(日)までなので、観たい人はお早めに!

『舞台 新宿羅生門』の原作は、Switchのゲーム「新宿羅生門」。幕末の武士たちの子孫が先祖の記憶に目覚め、その怨念をもって現代の新宿で刀を振う、危険な世界のおはなしです。

現代と蘇る先祖の記憶を行き来しながら、登場人物の人間関係を読み解いていくのが楽しかった。

この舞台、とにかく登場人物が多い〜!ギリギリしがみついてついていけるくらい。入場時に予習ペーパーが配布されるので、それを見つつキャストのビジュアルを覚えてから臨むのが吉。予習ペーパーにも書いてあったけど、本当に予習した方が楽しいです。あと、戊辰戦争が現代でも起きる!?みたいな話なので、そちらも予習しておけば良かったな。

舞台化の特性なのか、キャラの個性が大分強くて慣れが必要だったけど、慣れたら良かったです。めちゃくちゃ相手の名前呼んでくれたり特徴のある返事してくれたりするので、人数が多くてもこの人ね!ってすぐわかる。ありがたかった。

原作が「スーツ×日本刀」と掲げているだけあり、現代人がとにかく戦う。それが当たり前の世界観です。そして当然、殺陣が見どころのひとつ。
殺陣って刀のぶつかる音とか刺した音とかが一般的ですけど、この舞台では刀を鞘におさめる音が印象的だったな。シーンの区切りとして会場に響くこともあれば、手元でそっと鳴ったように聞こえるときもあって、使い分けが興味深かった。ぜひ聞いてみてください。

あとは場面転換がめちゃくちゃ多かったのも面白かったです。パーテーションや照明のめつぶし使って様々な場面を演出してて、そしてそれがわかりやすくて、スピード感があった。回想(というか、前世の記憶)シーンは全員シルエットになる演出も好きでした。

個人的に好きなキャラクターは桂さんです。私の好みを知っている人は納得すると思うので、ぜひビジュアルを見てください。なんか企んでるのも良かった(詳しくは劇場で観てね!)。コーヒーゼリーにクリーム乗せるのわかる〜おいしいよね〜甘いもの好きなのかわいいね〜^^
主役のキャラクターはいるものの、みなさん割と平等に出てきてくれるので、推しがいる方はどなたでもオススメです。それぞれの見せ場たくさんで忙しいくらいだった。

カーテンコールでみなさんがこちらに礼してくれるとき、手の起き位置や足の開き具合からキャラクターの個性が大いに出ていてすごく面白かった。カーテンコールでは俳優さんの素の部分が見えることが多いけど、こちらは役を全うする姿勢で、それもまた良いなあ……と新たな発見でした。

原作を知らなくても充分楽しめましたので、推しがいる方、2.5に馴染みのある方、そして日本史が好きな方!是非〜!

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