日々のこと3 タオルをふかふかに乾かす技を手に入れた
病は自分の一部。
こちらは日々の暮らしのいろんなことの記録です。
物価やら光熱費やらでじりじりと家計がやられるこのところ。
冬の電気代に戦々恐々としていた日々が過ぎて、エアコンの暖房もつけなくていいし、春はありがたい。
冷房の青いボタンをぽちっと押すその時まで穏やかな季節を過ごしたい。
昨今の物価の高騰、とりわけ電気代について自分でも何か策を練らねば、と思っていた昨年。
なんせ自分は在宅で細々と仕事をしているわけで、日中の光熱費も自分用に消費している。
部屋用のブーツをはき、靴下は2枚重ね、薄いダウンベストをはさみつつ、着るものを工夫していても、暖房に世話になることもある。
普段やっていることをなんとなく見通して、洗濯の仕方を変えることに。
私はフカフカなタオルがすき。
日に干してぱりぱりになったタオルも嫌いではないけど、肌が元アトピーの乾燥肌だし、肌にぽんぽんとおいて吸水してくれるとありがたい。
なので縦型洗濯機で洗った後は電気の乾燥機でフカフカのタオルの完成。
洗濯機は結婚してからのドラム式2台の買い替えを経て縦型7年目、乾燥機は縦型洗濯機に据え付けの電気乾燥機。
毎日の乾燥にはお金がかかっている。
そして天日、時間というほぼお金のかかっていないエネルギーはそこにある。
意を決して乾燥機利用をやめてみました。
乾燥機なしでタオルをフカフカにするためにパイルをふわっとさせたい、それにはバサバサと振りさばくとよいそうだ。
完全に乾く前に乾燥機を短時間使うとふわっとするそうだけれど、まずはノー乾燥機でやってみたい。
バサバサと振りさばくのは以前にもやったことがあるけれども、あまり効果を感じなかったので、念入りにバサッバサッとやってみた。
タオルの端のちょっと強そうなところを持ってバサッバサッとやってみるとたまにパン!っとかっこいい音がするので、その音を目指して。
くしゃくしゃっと脱水し終わったかたいタオルがちょっとふんわりしたかのようで、やさしく物干しに干してみたり。
最初の数日はなんだかやっぱりゴワゴワ感がぬぐえず、とりこんで10分だけ乾燥機にかけてみた。思ってたよりフワフワになった。
そして数日経ったある日、乾燥機なしでも、これは!という仕上がりに。
今、私はタオルをフワフワに仕上げる技、術を手に入れて、うれしい。
家族に、
「タオルさ、今、・・・乾燥機つかってないんだよ」
と、もったいぶって話してみたけど、2人とも反応は同じ、
「へー、気づかなかった」
2人とも多分私がやることに関心がないのではなく、タオルがパリパリだとしても特に文句も言わない人たち。
これといって私のしていることには意見も干渉もアドバイスも普段からないので、通常通りのリアクション。
ただ、どんな風にフワフワを手に入れたのか一通り話すと、よかったねーとうなずいてくれた。
聞いてくれてありがとう、です。
病気をする前の私は自分が思ったことが2人にとってどうでもいいのでは?と自己判断したことは口にしなかったので、そんなことを話した私はそのあたりもちょっと進化した。
自分が思ったことを、人がどう思うかはとりあえず置いておいて話してみるの術。
肝心の電気代は、そう、使用量が問題だと思うけど、電気代はなんと、昨年のある月と今年の同じ月、1万円ほど違った。
今年の同月の方が料金が安かった!
乾燥機だったのか?もしかしたら違う電気の使い方が変わっていたかもしれない。
いずれにしても、いいことがあってよかった。
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