見出し画像

抹茶原料は碾茶


抹茶の原料は碾茶(てん茶)というお茶です。
聞き馴染みないですよね、、、。
一般的な急須で飲むお茶とは違って揉むという工程がないお茶です。
なので海苔のように平べったいお茶です。

茶の木を被覆して育てる
碾茶炉で揉まずに乾燥させる
仕上げ加工する
石臼等でひく
これでやっと抹茶になります。

茶畑を見たことある人ならもしかしたらみたことあるかもしれない
真っ黒に囲われた茶畑や、黒いシートがかけられている茶の木があります。
それらはもしかしたら抹茶の原料を作っている畑かもしれません。

黒い布をかけることを覆いをする、や、被覆する、被せてると言ったりしますが、覆いをすることで日光にあたるとカテキンという苦味成分になるテアニンという旨みのある物質を日光にあてずにそのままにして旨みを多くし、美味しくしてやる!といった作業になります。

被せることで、旨みのことももちろんですが、葉が薄く大きくなり緑も濃くなるといった特徴もでてきます。
葉が薄く大きくなると最後の粉末にする工程もスムーズにいきますよね。

この作業をしないと碾茶にはなれません。

碾茶以外では玉露やかぶせ茶も覆いをします。

被せる方法は
棚がけ、直がけ、ほんず、といった方法がありますがこれはまた次回に、、、、。

あでぃおす。


日本茶で人とヒトを繋ぐ架け橋になりたいです🙂 インストラクションのための道具を揃えたいとおもっています😊😊