小鳥とアロマティカスを共存させたい

難易度★★★

アロマティカスをホームセンターで買うこと三回目。
一度も越冬できたことがないので、今年こそはと思っていたが…

みるみるうちに弱っていく😭

最初は、寒さに弱いことを知っていながら、まぁ温暖な九州だしと思って外に置いていたら普通に枯れてしまった。

二回目は室内で温かく管理していたが、日照不足で徒長しはじめ、更に鳥さんにつつかれてみるみる葉が減り、弱り果てて枯れてしまった。

現在三回目のアロマティカス育成。
冬に入ってから室内へお引越ししまして、葉の色は薄くなっていたもののまだまだ元気で香りも良かった。

しかし日に日に葉が黄ばんで落ちるように。徒長しているわけでもないのに、葉のない茎が長く目立つ。

水は絶対絶対やりすぎていない。だって月2回目安って言ってたもん!
ただし、室温による。温かく水分が足りないようならもう少し。

えぇ…よくわかんない… 根っこ掘って確認したいくらい。
でも植物って確か、植え替えたり動かされるのが苦手と聞いた気が。

太陽光LEDを導入したので、室内でも大丈夫だと思う。もう少し様子見よう。
でも一晩経ってまた葉が落ちた。太陽光LEDでは日光の代わりにならないのか?いや植物育成ライトとほぼ同じだと思うんだけどなぁ…。

ビニール袋で簡易温室を作る方法を見かけたので、アロマティカスに生日光(?)を浴びせたい一心で挑みました。

そこに通りかかったパパがフィギュア用のアクリルケースを貸してくれたので、試しにケースに熱々の湯たんぽとアロマティカスと温湿度計を一緒に入れて外に出してみると。
3時間後、最初22℃あったケース内は11℃に。
全然ダメだ!てか天気も悪い、今週はずっと曇りだ!

仕方なく室内に戻し、逆にケースの中に湿気取りを置いてみた。
アロマティカスは湿気に弱く、乾燥気味に育てると糖度が上がって寒さに強くなるとあったので。
でもケースの中の湿気がどんどん上がっていく。何故!?通気性が悪いせいか!
とアホなことをしながら、ふと思った。

鳥の飼育のために室温は暖房に頑張ってもらい25℃付近をキープ、湿度も60%を目指して加湿器ガンガン。
基本的に菌が繁殖しやすい環境、これはもうすでに根腐れしている可能性…!

思い切って茎を根本からカット。多分根腐れです、断面が真っ黒でじゅくじゅくです。
断面がフレッシュなところまで切り口を上げていき、半分の量になりました。

ここから水挿しで増やせるか見守ってみます。
根が生えるまでの一週間の間、なるだけ動かさなくていいようにとゼオライトを沈めた水に茎を浸けました。(カーメン君の動画を参考にしました)


そしてうちの小鳥、雌の白文鳥さんと雄のシナモン文鳥さんがいまして。

雌の方が年明け前から、遊ぶ用に置いていた適当な段ボール箱の中に卵を産み落としました。
全然温めない。
次の日もその次の日も1つ産んで、3つになった卵を放置。
というか心配で私達が何度も見たり触ったりしたので、温める気がなくなったのかもしれない。
基本的に鳥さんは卵があることを知られたくないらしいです。

いや場所が場所だしなぁ~。

それから一週間空けてまた卵を産み始め、今度はなるだけ離れて見守ることにすると、今度は卵を温め始めました。
但し、今度は土だけ詰まった植木鉢の中。

日中は植木鉢の中で卵を温め、夜はケージに戻って温かいテントで寝るんです。

どうしたもんか。

小さい孵卵器を買って、夜中の間だけ卵をこちらで預かることにしました。中に命があるかまだわかりませんが。

長めに割いた紙をあげると雄が植木鉢に持っていくので、面白くて毎日続けていたら、なんとなくドーム状の巣のような形ができていました。ツボ巣買ってたんだけど、あまりに寄りつかないので最初の3個を入れて飾っている。
紙をドーム状に成型したのは雌らしい。求愛行動の一環で雄が巣を作ると聞いていましたが…?

この雄、たまに休憩しに出て来た雌をしつこく追い回し、餌を食べようとしたところを乗っ取ります。
更に豆苗のポットに逃げて来た雌を威嚇して追い払い、奪い取ったわりに全然食べない。
見かねて差し入れにりんごを持っていくと、雌が食べようとしたところをまたもや雄がやって来て追い払う。何か人間には分からない意図があるのか?

日中1~2回雄が交代して卵を温める姿も見れましたが、10分もない。
巣も作らないし、嫁は労らないし、何やってんだこいつは。

羽根のツヤが良く、嘴は血色が良く、丸々して可愛い雄。罪の意識も感じられない。
対してアイリングが薄く目周りの羽根も荒れてすっかりやつれた雌。
本当につがいですかあなたたち…

パパが「ママと俺みたいだなw」と言いましたが、いやいやパパはちゃんとお勤め頑張ってますから、ビール腹も仕方なし。

それから雌は連日卵を産み続け、卵が5個になりました。
その晩は初めて雌がケージに戻らず植木鉢で夜を明かしました。

大丈夫かな、と早朝に忍び足で近づき、植木鉢をのぞき込むと…

バッチリ目が合いました。起きてたー!見ちゃってごめんなさい!!!

やらかしたと思ったけれど、抱卵を止めることはなかったです。よかったよかった。

果たしてアロマティカスは根っこを生やして無事復活できるのか。
そして卵から雛は孵るのか。 つづく!