子宮摘出手術、終わりました!
久しぶりの記事がいきなり手術の話です。
子供たちとこんなことあったね、
と笑いあえる日のために残しておきます。
今日は術後3日目で順調に回復しています。
病院には手術2日前に入院。
前日は検診や説明を聞く。
当日、手術に向かうのは9:15だった。
(実際に始まるのは10:00過ぎ)
水分を取るのは3時間前の6:15まで、
手術の日は丸1日水分がとれない。
それなら早めに起きて
白湯をゆっくり飲んで、
いつものように庭園を散歩して
手術へ向かおうと思った。
そう、気持ちよく清々しく
向かう予定だった。
早めに寝たのに、
爆睡しすぎて起きたら6:20…
終わった。
水飲めないじゃん。
どーすんだよ。
本当は飲んじゃダメだけど
起きてすぐに2口だけ飲んだ、
あとは天のみぞ知る。
水がダメだからもちろん朝食はない。
その分散歩へ行って庭園のバラたちに
たくさん話しかけてきた。
鳥にも会えた。
病室に戻り子供たちが来るのを待つ、
高3と社会人。
3人で話していると
ホッとしたのか、
緊張しすぎなのか、
眠たくなってきて
ベッドで横になりまた話す。
時間が来たので
手術着に着替えて
みんなで手術室へ向かう。
自動ドアの前でハイタッチをして別れる。
看護師さんと他愛もない話をしながら
部屋に入る。
映画で見るような無機質な空間。
私の好きなピンクはここに存在しない。
看護師さんに
「はーい、ここに座ってください。
じゃそのまま足を上げて横になってくださいね。ここに点滴入ります、チクッとしますよ」
点滴が入ると同時に
酸素マスクが目の前にかざされ
「はーい、大きく息を吸ってください。
はーい、もう一度…」
大きく深呼吸した。
…
…
…
…
…
「はーい、終わりましたよ」
間がすっぽ抜けてて
記憶喪失のような感じ。
「始まりますよ」も
「もうすぐ終わりますよ」
も聞いてない。
私はGICUへ移されて
子供たちに会えた。
トントンと肩をたたく息子。
(もっと優しくなでてくれ)
かーーさん!お疲れさま!!
ママー!お疲れさま!!よかったね!
(もっと優しくゆっくり話してくれ)
うんうんと返事しながら
麻酔が効いていて話せない。もどかしい。
トップの写真は病院からの景色。
この景色に何度はげまされたか、
体があるってすごく幸せなことなんだなぁ。