連結財務諸表における税効果・連結キャッシュフロー計算書

これまでの一時差異は・・・

①子会社の資産および負債の時価評価による評価差額金

②連結相互間における未実現損益の消去

③債権債務の相殺消去による貸倒引当金の減額修正

この3つを行ってきた。

それにもうひとつ加わる

「連結上の簿価と親会社の個別上の簿価との差額」


差異の解消について

子会社への投資に係る一時差異の税効果は以下の理由により解消

投資の売却

これに関しては、売却の意思決定が明確の場合を除き認識しない。

→「売るよぉ」って思わない限り税効果ではない!


留保利益に係る一時差異

繰延税金負債を計上する時

・親会社が保有する投資を売却する時

→法人税等調整額/繰延税金負債


在外子会社がある場合の連結キャッシュフロー

①換算方法

原則:AR(期中平均為替相場)

容認:CR(決算時の為替相場)※パチンコではありません・・・

※連結相互間はHR(発生時の為替相場)

直接法でのキャッシュフロー計算書の解き方

①在外子会社におけるキャッシュフロー計算書の換算

②各連結の個別キャッシュフローの合算

③連結相互間のキャッシュフローの相殺消去

簡便法(間接法)の解き方

①子会社邦貨B/Sの増減

②子会社邦貨B/Sの増減に期中平均レートを掛けた金額を出す

③②ー①の金額を調整額として入れ合算

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