足関節捻挫後のリハビリ 介入1日のみ!!
こんにちは
今日は、以前担当していた足関節捻挫のケースについて書きたいと思います。
男子中学生 サッカー部
経過
所見
視診:n.p 触診:n.p. 足関節自動運動:n.p ROM:n.p MMT:n.p
内反・外反ストレステストー 足関節前方引き出しテストー
カーフレイズ(両側・片脚)、両足ジャンプ、片脚ジャンプ スプリットジャンプ、jog、ダッシュ pain-
インサイドキックpain- インステップキック pain+
「インステップキックの時に不安がある」
リハビリ内容
今回、介入として何か特別な治療技術などは行っていません。
考察
今回のケースでは、インステップキック以外疼痛がなく、MMTにも左右差がなっかた。足関節捻挫による疼痛によって恐怖心があり、インステップキックの際に足関節の安定性が低下したと考えられた。これに対し、足関節の背屈+外返しキープや踵歩行によって背屈筋群の硬さ形成することで底屈方向へ強制されにくい状況を作った。また、ボールを蹴ることで痛みが出るのではないかとうい不安感を消すために選手に説明をしながら徐々に柔らかいものから硬いものをインステップキックさせ確認させながら進行していった。この日、シュートでは若干の疼痛があったものの翌日のリハビリの際はシュートも問題なく実施可能であった。その後は、最低限の足関節周囲筋力TRを練習実施前に実施させながらプレー継続できている。
感想
今回のケースでは、大きく選手自身の心理面も関係していたと思います。こういったケースもあるのだなと勉強になりました。これから足関節の捻挫後のリハビリを行う上で、こういった恐怖心を取り除いていく過程を踏んでいくことも大切だと気がつくことができました。問診の際に、この人はどういった人なのか知ることでアプローチの段階を考えていくことが必要ですね^^;
まずは、しっかり目の前の人と向き合うことが大切!!
セラピストとしても人としても成長できたと思えた瞬間でした。
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