雑感diary～『リーダー』 兵庫県知事選挙と映像の世紀バタフライエフェクトに重ねたもの

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今日のNHK『映像の世紀バタフライエフェクト』、タイトルは「ふたつの敗戦国　日本660万人の孤独」。

中国残留日本人が戦後、安住の地を求めて彷徨う姿を見た。
帰国後は厄介者扱い。せっかく土地を開墾しても国に接収され、新天地を求めて南米へ移住する一家もいた。
安住の地だと思い暮らしてきた場所が原発事故で帰還困難地域となり、満州からの引き揚げと原発からの避難が重なる、この場所で死にたかったと嘆く老女の言葉で終わる。

ゲーム『ポケモンGO』を開発したクリエイターの方も、祖母が中国残留日本人だと紹介されていた。９才で来日したときには日本語が全く話せなかったが、ゲームが友人を作るコミュニケーションツールになっていた。”言葉の壁” を破る力のあるゲームに魅せられ、作る側へと転身までしてのけたのだ。
彼にとっては、祖母から綿々と続くルーツが自分の将来を導いてくれたが、馴染めずに屈折してしまう少年少女たちも存在したのが事実ではある。

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兵庫県知事選挙。

この２週間ほど、大衆の熱気が高まる様をまざまざと見せつけられてしまった。
リーダーよ、進むべき道を示してくれと、つくづく感じる昨日今日となっている。

おわり