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虎に翼 感想

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元パラリーガルの視点から書きました。 皆さんと相容れない点、多々あると思いますが、ご容赦を。 参考になるなら、うれしいです。
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#弁護士

【虎に翼 感想】振り返り~半年間ありがとうございました

8000文字を超えているので(笑)、読みたい個所だけお読みください。 ごあいさつ 『虎に翼』…

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【虎に翼 感想】第60話 道男の巣立ち

道男の謝罪 はるさんの葬儀が無事終わった。祭壇には、花と写真とともにお骨が置かれている…

【虎に翼 感想】第59話 はるさんの死

寅子の言うとおり、急なことであった。そんなに心臓が弱っていただなんて。 花江が先にはるさ…

【虎に翼 感想】第58話 道男の傷をえぐる猪爪家

道男が余計に傷ついてしまった。昨日、轟が心配していたとおりになっている。よねに知られたら…

【虎に翼 感想】第57話 それぞれの理想と現実

親を亡くした子どもたちの現実 轟法律事務所(旧カフェー燈台)に集まった明律大学同期の5…

【虎に翼 感想】第56話 明律大学 同期5人の再会

昭和24年1月3日 猪爪家も、少しはお正月の光景らしくなってきている。昭和21年のお正…

【虎に翼 感想】第55話 家庭裁判所、発足

直明に託す寅子 “一番大事なことは何か” 仕事をしていると、いや、仕事だけではなくても、日々過ごしていると、見失いがちになる。 寅子は、花岡奈津子に対する偽善的な謝罪からの、桂場の「正論」「純度」の言葉が頭に残っていたのだろうか。 昨日の記事で、“これからも直明の言葉に耳を傾けていきたい” と書いたばかりだったが、早速のご登場だ。 “直明のキラキラ大作戦” 利害関係のない、純粋な若者たちを連れてきたのは大正解だった。 直明の言葉一つ一つにほだされるのは、両脇の女子大学

【虎に翼 感想】第51話 花岡の死

花岡の死 花岡は誓っていた。「正しい道を進む」と。 婚約をしていたことが発覚し、よねと轟…

【虎に翼 感想】第43話 直言の懺悔室

朝ドラのセオリーをことごとく覆す朝ドラだ。 優三さんの死亡告知書を直言が隠していたのは、…

【虎に翼 感想】第42話 家族のために

終戦後の生活 不器用な寅子が、直明とともにマッチのラベル貼りと箱詰めの仕事をしている。…

【虎に翼 感想】第41話 終戦

直道、戦死 第9週は、花江の慟哭から始まった。 昭和20年7月、直道、"南西諸島方面にて…

【虎に翼 感想】第40話 優三の遺言

出征 優三さん、無理だよ……現代だったら何がしかの病名がつくかもしれない、そのお腹を携…

【虎に翼 感想】第39話 よねとの決別

なんだか10年以上前のことを思い出してしまった。昼休みに外食に行ったとき、隣のテーブルに…

【虎に翼 感想】第38話 穂高教授の“石の穿ちかた”

昭和18年6月 冒頭から不穏だ…4月に戦死した山本五十六の国葬のニュースがラジオから流れる中、直道に召集令状が届く。息子に赤紙が来たのに、嫁の花江を気づかい、抱きしめるはるさん…息子のため、手に入る材料で、できる限りのごちそうをふるまう。 直道の今回の「俺にはわかる」が大外れなことは、すべての日本国民がわかっている。 パパにうながされ、軍歌「歩兵の本領」を歌う直人と直治。 山根のおばあちゃんのアシストもあり、抱き合いながら、「絶対帰ってきて」と皆に聞こえないように伝え