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虎に翼 感想

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元パラリーガルの視点から書きました。 皆さんと相容れない点、多々あると思いますが、ご容赦を。 参考になるなら、うれしいです。
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#ドラマ

【虎に翼 感想】振り返り~半年間ありがとうございました

8000文字を超えているので(笑)、読みたい個所だけお読みください。 ごあいさつ 『虎に翼』…

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【虎に翼 感想】第63話 大庭家、遺産相続問題は調停の場へ

遺産分割調停、第1回期日 大庭家の遺産相続問題は、家庭裁判所の調停の場へ移ることになっ…

【虎に翼 感想】第61話 大庭家、相続問題発生

昭和24年4月 花江がワンオペになっている。しかも頑張ろうとしてしまって、はるさんと同…

【虎に翼 感想】第60話 道男の巣立ち

道男の謝罪 はるさんの葬儀が無事終わった。祭壇には、花と写真とともにお骨が置かれている…

【虎に翼 感想】第59話 はるさんの死

寅子の言うとおり、急なことであった。そんなに心臓が弱っていただなんて。 花江が先にはるさ…

【虎に翼 感想】第58話 道男の傷をえぐる猪爪家

道男が余計に傷ついてしまった。昨日、轟が心配していたとおりになっている。よねに知られたら…

【虎に翼 感想】第57話 それぞれの理想と現実

親を亡くした子どもたちの現実 轟法律事務所(旧カフェー燈台)に集まった明律大学同期の5人。 寅子とよねの言い合いに、男性陣は内心、懐かしさを感じていたのではないだろうか。 よねと轟は、事務所に子どもたちを集めて、僅かばかりの食事を与えていた。よねも貧しい農家の生まれだ。貧困は、家族の分断を生んでいた。よねの親と姉は今生きているのか不明だが、目の前にいる子どもたちは、戦争で親を亡くしている。 寅子の言うように、全員は救えないし、一人ひとりの行いは微力だが、少なくともこの子

【虎に翼 感想】第56話 明律大学 同期5人の再会

昭和24年1月3日 猪爪家も、少しはお正月の光景らしくなってきている。昭和21年のお正…

【虎に翼 感想】第55話 家庭裁判所、発足

直明に託す寅子 “一番大事なことは何か” 仕事をしていると、いや、仕事だけではなくても、…

【虎に翼 感想】第54話 日本人として生きる香子

日本人として生きる香子 本人が望む名前で呼びたい。 香子が生きていてよかった。 香子と約…

【虎に翼 感想】第53話 崔香淑/汐見香子との再会

食糧事情の改善 多岐川が『東京ブギウギ』を鼻歌で歌っている。 昭和23年1月に発売された…

【虎に翼 感想】第52話 多岐川幸四郎、登場!

昭和23年10月、寅子、家庭裁判所設立準備室へ異動 昭和22年5月3日に日本国憲法が施…

【虎に翼 感想】第51話 花岡の死

花岡の死 花岡は誓っていた。「正しい道を進む」と。 婚約をしていたことが発覚し、よねと轟…

【虎に翼 感想】第50話 寅子、完全復活

寅子、完全復活 「桂場くん、私はまた、問題を起こしたかね?」 穂高教授にも、何度かやらかしている自覚はあるようだ。 「私は、好きでここに戻ってきた。好きでここに来たのです。それが、私なのです!」 寅子は怒りに震えながら、ドアを思いきり閉めて出ていってしまった。 予測していなかった出来事だったが、桂場の言葉どおり、教授のおせっかいが寅子の背中を押してくれた。 思えば寅子の背中は忙しい。花岡の婚約が判明したときは、押されるというよりは思いきり蹴られたくらいの勢いでお見合い