ワンランク上の聞き方/尋ね方
今回は「聞き方」について書きます。
「聞く」(ask)ことは、会社や組織の中にいるとどうしても避けられないことですよね。
私も何百回上司に聞いたか数えてもきりがありません。
ある一定の期間までは自分の聞きたいように聞いていましたが、その期間を超えたところでこれまでの質問の方法ではダメだと気づきました(気付かされた)。
同じような聞き方をずっとしていると、上司の反応が少しずつ変わっていきます。
簡潔にいうと、
「自が主語の質問」は実はあまり良くありません。
なぜか。相手も時間を割いているからです。
質問するときは必ず「相手の時間を奪っている」という自覚をもちましょう。
この気持ちをもつだけで質問の精度は変わってきます。
どうすれば良いか。
○相手を主語に変えていきましょう。
「あなたならどうするか」
主語を相手ベースに質問を構築していきましょう。
実は上司は自分の意見を言う質問はそこまで苦ではありません。
例えばこんな感じです。
「これについて今検討中です。先日○○さん(上司)が〜と仰ってましたが私もそのように進めたいと考えています。ただ、具体的な施策が出てこなくて迷っています。何か○○さんの意見があれば伺いたいです。」
相手の要素を盛り込むだけで、受け手は少なからず前のめりで聞いてくれます。
ただこういう質問は実は少しだけ難易度が高いです。なぜなら、常にアンテナを外に向けてなければいけないからです。上司が何を考えているのか、会社的にはどういう方針なのか、など、そこまで考えを巡らせて初めて質問できます。
少しずつでいいです。アンテナを外に広げながら「質問力」を高めていきましょう。質問の精度があがれば、自ずと自身の能力も、評価も比例してきます。
明日からまた一週間。
一緒に頑張りましょう!\(^o^)/
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