オデルでオカリナ独習
伊藤翁介編 オデルマンドリン教則本(全音楽譜出版社)。
旧字体の並ぶ古い本ですが、今日でも多くのマンドリン学習者に愛用されています。
このオデルの教本の第二巻(1959)は装飾音に焦点が当てられていて、長打音appoggiatura、連音 mordente、回音gruppettoなどの練習が盛り沢山。
苦心しながらマンドリンの練習をしていて、ふとこれをオカリナで練習してみようと思い立ちました。
それはもう、小鳥さんになった気分。。。
(体調の悪い鳥か)
トリプルオカリナだと音階もほぼカバーしているので、マンドリン教本も楽しく使えます。
上手になりたい気持ちが強すぎると、とかく「楽しさ」が「苦しさ」にすり替わりがちですが、気分転換をしながら新鮮な思いやパッションをたもちつづけたいものです。
−Herbert Forrest Odell ( 1872-1926) Boston バイオリン、ピアノ、オルガン、声楽を学び、1893年マンドリンと出会い、パリのマンドリン名手ピエトラペルトーザに師事。
−伊藤翁介(1911-2009) 作曲家、ギタリスト