コロナに踊る、大捜査線。
感染症のような普段からの
経験則や判断基準が
通用していないなと感じる場合。
経験のない事態においては
通常の判断よりも少し早めが
功を奏すると考えたほうがいい。
もう何回も書いてるけど
変わらないんですよ、なかなかね。
これに根拠はない。
根拠なんかいるか。
出るまで待ってる場合か。
人間は何か感じる瞬間がある。
データや事実に基づくものではなく
あっ、なんかやべぇぞ・・・!?
って思う瞬間、気づかないだけで
無意識に反応してるはずなんですよ。
自分が理性でそれを認めるか否かで。
札幌の緊急事態宣言だって
札幌にいる当事者が一番、
体感してわかっているからこそで。
東京にいる虚ろな目をしたバーコードは
まん延防止の効果がわかってからだと。
人間が事実確認してから判断することは
この相手、ウイルスには通用しない
「かもしれない」と思えるかどうか。
政治家が後手を踏むのは
現時点では、とか
結果がわかるまでは、とか。
このバイアスがかかってしまう。
解けない催眠術のように。
やっぱり単なる作業者を
トップにおいてはダメなんですよね。
判断の遅さは想像力の欠如。
たとえ想像していたとしても
法律や基準に身を委ねてきた姿勢が
染みついて抜けていない証拠。
専門家にいつも資料を渡され
その通りに発表しているだけの
噛み倒しの結果発表おじいさん。
脳が追いついていかないんでしょう。
もう無理なんで、黙っててもらえますか?
周囲はそんな感覚かもしれない。
スガッスルは秋田県の出身だという。
秋田と言えば、柳葉敏郎がいる。
柳葉と言えば、踊る大捜査線。
室井管理官だ。
単純に、そして強引に当てはめてみる。
スガが室井、自治体の長がショカツの刑事。
記憶が定かではないが、ドラマのなかで
室井は、何か動きがかみ合わないで
指揮命令系統と現場が混乱した状況で
青島ら現場に進言されて、決断をする。
ショカツの刑事こそ、事件現場界隈を
隅々まで一番理解している
その地域のスペシャリスト。
現場を知る者が正しいと判断したら
その意見を吸い上げ、行動に直結させるよう
指示して自分の判断で捜査することを認め、
責任は自分がとる、と明言した。
そこからショカツはイキイキと動き出す。
ひとりひとりが使命を感じて迅速に
そして協力し合いながら行動していく。
この物語のクライマックスに向かう
勢いが加速していく場面だったと思う。
昔からある日本の組織の欠点を描き
痛快にこじ開けた胸がすく思いをした場面。
観たことある人なら誰でも記憶してる場面。
踊れよ、スガッスル。
躍らされててもいいから、踊れ。
現場の意見、感覚が正しい。
責任はすぐに取らなくてもいいから。
現場を踊らせてあげて。
ショカツはその決断を待ってるはず。
選挙で負けようが
五輪が中止になろうが
国民を守る決断をするのは
誰だ~い?
オマエだよッ~!(笑)
最後は、にしおかすみこで。
(追記)
どうやら適用されたようですね。
書いてる途中で決定されたようです。
悪いことではない、間違いはある。
とにかく前へ。踊れよ、スガッスル。