世界1位
これがどれほどのことなのか。
ツイッターのトレンド世界1位。
いつも自慢げにニュースで
取り上げているけど。
ワタクシはツイッターなど
SNSは一切、やりません。
ツイッターは日本のユーザーが多いとか。
ただ、日本はエンタメやスキャンダルの
ネタばっかりじゃないの?
それって必要なツイートなのかどうか。
自然災害だとか、あるいは社会問題を
個人が問題提起するようなね。
いろんな人に知ってもらうツール。
他国はそんな使い方してる感じがするし。
日本が幼さに寛容な社会だからか。
幼さというか、自律性の無さというか。
自立じゃないんです、自律のほう。
脈々と受け継がれている日本人特有の
「どこかに集まろうとする心理」を
併せ持っているからだろうか。
正直思うのは、みんなでワイワイな
Wi-Fi環境ならぬ、ワイワイ環境を
子どもみたいに求めているのかなぁと。
何かと集まりたい気質を持つ日本人が多い。
直接に会いづらくなっているコロナ禍だから
どこかに集まる環境を、ワイワイ環境を
求めているんだろうなと推測できる。
ワイワイ環境は弾むんですよ、話がね。
弾むということは
普段よりも大きく飛ぶ。
テイ~ン、テイ~ンって感じで。
空気パンパンに入れすぎた
ドッヂボールの玉みたいに。
イイたとえ(笑)
ということは、
話が大きくなるし、誇張されるし
感情が上塗りされた状態で伝え合う。
もうおわかりでしょう。
何割か増しで相手にも伝わるし、
自分にも何割か増しで伝わってくる。
この前提をみんな忘れている。
日本のツイッターはどうやら
諸外国のような「意見をする」という
ツールではなくて、ワイワイ環境で
井戸端会議の延長であるだけ。
これはたぶん、昔から存在していた。
それぞれの時代のカタチで存在していて、
いまはツイッターに居住しているが、
新しいツールが出るとまた移動し続ける。
この幼稚さのような部分を諸外国からは
指摘されていたりするようですけどね。
こういった志向をもっているからこそ、
他人に面と向かって強く言えないとか、
裏でコソコソ言い合うとか、になってくる。
駄々をこねて「え~?誰かやってよ」って
スタンスでケツをまくって前に進めない。
他人任せにしている間に、ホントの世界は
コロナ禍でも意志を明確に着実に前に進めている。
日本はどうですか?
内輪でゴチャゴチャ。言った言わない。
揚げ足取り。面白い面白くない。
楽しい楽しくない。・・・・・。
どうでしょう、「どの世界」の1位?
この「日本独特の世界」で1位なだけ。
強引にまとめると、幼い文化背景と
違うところで着想しないかぎりは
諸外国と「同じ世界」にカテゴライズされない。
そら、世界1位になるでしょうよ。
日本独特の心理を抱えた
「日本の世界」のユーザーが
東京の人口密度のように集中してるんだから。
誇らしげに世界1位を語れるもんでもない。
この精神構造が日本の血管となっていて
世代を超えて脈々と流れ続けている。
そして、それは構造的な欠陥でもある。
私たち日本人はこのことに気づいているのか。
まずここに気づかないかぎりは、
何をやっても変わらない。
それこそ「おしまいdeath!」(笑)