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ジョブチュードク
企業努力をやりがいや
生きがいにしちゃってる
ちょっとした洗脳的な恐怖
「ジョブチューン」を観てると
ちょっとやっぱり日本人は未だに
怖いところ残ってるなって思う
この厳しさや無言の圧力と従順
仕事に対する重箱の隅型のマニア体質
なんか異常すぎて恐怖を感じてしまう
評価をもらい、販売促進につなげる
真面目さと狂気が同居してる感覚
これはね、おかしいよと
他人や他国に言ってもらっても
おかしくない、頑張ってるんだと
高らかに宣言しお菓子を作り続ける
すべてを一番に、究極を目指し続ける
それだけじゃないのに、全体意思統一
そこにモチベのすべてを注ぎ込むクセ
努力を否定すると完全にこちらが
否定されるが、あえて否定してみたい
日本人のマインドが怠惰になるくらいで
うまく回りだす部分も隠れている
それを怠慢だと否定すれば、自分も
否定されないこの理由付けのリスク回避術
いつだってコレだから笑、進歩しない
マジメがマジメを作り丹念に仕込み
その継続を長年続けるとこうなる
そして自分自身を守るために相手から
否定されない理由付けを完璧に纏う術
著名な人に評価をして世間に伝え
誰々も認めた、太鼓判の!みたいな流れ
こうしてるとラクなんでしょうね心底
企業の中で安心して努力に没頭できる
なんだろうなぁ、そんな仕事に夢中で
人生楽しんでる?もっとラクにしたら?
って外国人が見ると恐怖を感じるだろうな
って感じてたら、なんかのニュースで
タイ人は、日本人はマジメすぎて
日本の企業では働きたくないという
そりゃそうなりますわな笑
なんか自分の国の部屋から出てこない
窓も開けないし、カーテンすら閉めてる
時たま開けて外を覗くけど、すぐ閉める
外が羨ましいが、ウチはウチでしょ!と
シメられ憧れを隠し、口を尖らせ閉める
そうしてるうちに中でルールが決まり
その現実だけが正義となっていく世界観
まぁこれは島国の現実であり特徴なのか
このグローバルな社会になっても人間は
何世代かは遅れてしまうし、取り残される
日本と世界の差は、このメンタルの差
家族や人生より、仕事に熱心な姿勢が
日本を押し上げたのは事実だが、連帯化し
自分の人生の中心におく日本人の美学に
休めない社会というか、止まらない文化
常に上を目指し続ける、生真面目さの弊害
外国人がもっと気楽にゆったりと過ごし
どれだけ働いてどれだけ生活ができるのか
詳しくは知らないけれど、精神的な満足度
心のハンドル操作の余裕、アソビがある
日本車より人間は滑らかに快適なマインド
働きアリは喜んで働く?そんなことない
きっとみんなもっと緩めたいと思ってる
でも緩めたら怒られる、評価下がる
止まれないんだよと嘆いている心の底で
働き方というより、考え方を改革しないと
形だけフォーマットなぞり文化でタスク過多
誰も息つく暇なく、行き着く先はどこなのか
ゴールの見えないレースをピッチを上げ続け
走り続けなければ、闇に取り込まれてしまう
さすが24時間戦えますかの国です、怖い
冷静にジョブチューンを観てると
以前も書いたが、部活で前年度の先輩らの
世代の結果を上回ろうとばかりする
余裕などなく必死になりすぎて、そこに
青春のすべてを賭けるあの流れと
精神状態は同じなんですよね
一円でも安く、コスパよく究極を目指す
シンドイよそりゃ笑、洗脳させられてさ
この青春と思われてた構図が若さゆえなのか
と思いきや、大人になっても変わらない怖さ
自分を戒めながら仕事に打ち込むことが
称賛され、仕事に忙殺されながらも
悪い気がしない人間が努力と美学で押し切る
年々エスカレートして負荷が増すだけ
コンビニに仕事させすぎだろうよ笑
炊きたて出来たてそんななくてもいい
もっと不便を愛でてもいい、日本人は
なんでもやればいいってもんでもない
やっぱ狂喜乱舞?狂気乱暴?な日本風土
こういう追い込んでいって目標達成
パーフェクトみたいなコンテンツが
人気あるんでしょうけど、毒されてるな
日本人のジョブチュードクです笑
冷静に、すり足でうしろに下がっていって
全体を見る位置まで下がると怖いですよ
やってること、エスカレートさせてて
でも客観的に、俯瞰で見れず、負荷だけ増す
努力に努力を重ねすぎてパーフェクトを
目指していくことが人生のすべてみたいに
あまりすごくしないことも、人間は大事
すごくしすぎるとあとあとそれを基準に
他人や自分を責め立ててしまうことになる
私たちの社会は自分たちで首絞めてますよね
この美徳は昔からなのかもしれないが
どこかで重苦しい雰囲気を解かないと
内圧だけ高くなって、外の自由気ままな国が
フットワーク軽く追い抜いていくのかな
昔からそれも懸念されていたことだが
現実、後ろを走っていた国が追いつき
追い越していくのをもう可視化できてます
彼らは私たちのように100必死で
走ろうともしていない、何か軽やかだ
私たちはまだまだチカラ入ってしまい
疲労も大きく、それでもマジメにやる
蓄積された疲労の歴史がHEROだった時代
まだまだ同じ手法こそ正義だと追いかける
ゴールはそこじゃない、まだ終わりじゃない
たぶんゴール間違えて走ってるのには
日本人はまだ気づいていないのだろう
家の外を、部屋の外を、窓を開けて
カーテン開けて、マジメを捨てよう
それは怠惰じゃないんだよ、きっと
他の国で同じ人間ができているんだから
マインドは真似しないプライドかな?笑