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2024.10.20デザイン部 第7回「テラソのサインボードをつくろう その1」を開催しました!

子どもも大人も一緒に手を動かしながら楽しく学ぶ、多世代部活動・デザイン部。現在3期目が展開中です。
前半の基礎編を経て、後半は実践編・デザインを体感する4コマです。

実践編3コマ目となる10月20日(日)は、まちとしょテラソの館長、志賀アリカさんをゲスト講師に迎えて、「テラソのサインボードをつくろう」をテーマに開催しました。

そもそもテラソは、「交流と創造を楽しむ文化の拠点として作られ、人と人が繋がったり、何か新しいものを創り出していく事を大事にしている図書館です」と、館長の志賀さん。

待ち合わせにも使われるテラソ。
館内は森の中で皆が集うイメージされていて、BGMが聞こえる範囲でのおしゃべりや指定エリアでの飲食も実はOK!

最初のワークは
「図書館はみんなのもの、ってよく言うけれど、その”みんな”って例えばどんな人?」
という問いからスタート。

タイムアタックで書き出せるだけアイデアを書きだし、それをシャッフルしてくじ引きをしました。
引き当てた対象をターゲットにして
「〇〇な人×デザイン」
を考えよう!というのが今日のテーマ。
館内を探索しながら、〇〇な人(親子、外国人、本が嫌いな人、静かに過ごしたい人、赤ちゃん、目の見えない人、etc…)にとって、テラソにもっと来たくなる仕掛けってなんだろう…こんなデザインあったらいいよね…と、ひらめきの種を採取しに行きます。
思いついたアイデアをアイデア帳に形にし、みんなで共有し合いながら、ある特定の人に寄り添ったデザインについて思考を巡らせました。

この対象を決めたデザイン検討は、サインボードをつくるうえでの練習!

来週の「サインボードをつくろう」が本番のお題ですが、その時に是非今回の「誰にどう届けるか」を意識してもらいたいそう。

そんな前置きがありながら、館長の志賀さんからデザインボードに入れてほしいの内容の発表がありました。

本は大事に使ってね!
飲み物は蓋つきにしてね!
飲食エリアで食事してね!
自分の機嫌は自分でとってね!
館内撮影していいよ!
おしゃべりはBGMが聞こえる大きさで!
わからない事は何でも聞いてね!

テラソとしては、〇〇は禁止…とダメな事を知らせる図書館ではなく、
「〇〇をやってください!」と発信していく図書館になっていきたいそう。
「もっと知って欲しいけれど、わざわざ自分たちから発言する機会もなくて、いまいち伝えきれていない表現がある。」と、志賀さん。

練習だった直前のデザインワークでアイデアとして出ていた、
「(お子さんが)泣いて良いよ!」って書いてあったら親子は居心地がいいよね。などのアイデアもここで活かせそう…!
デザイン部員のオリジナルの「良いよ」も追加しながら、どんな土台を作って、どうやって見せるか?どんな形で伝わるか?を引き続き考えていきます。

今回はアイデアをグループでシェアして終わりましたが、次回は手を動かしてアイデアを実際に立体的な形にしていきます。
最終回も楽しみです!

記:デザイン部サポート係 栗田愛

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小布施町立図書館
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