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【朗読雑記】楠山正雄「舌切りすずめ」~スズメと洗濯糊~
青空文庫にあった楠山正雄さんの『舌切りすずめ』 を読みあげてみました。
自分としては18こめの朗読動画になります。
今回のMy朗読モード
子守唄がわり・・・・・ほどではないですが、ベッドのそばでお母さんが子どもに読んであげるイメージで読みました。
(ちなみにサムネイルが夜モードの朗読動画はだいたいがそんな感じで読んだものです。)
朗読、裏話
このお話を録音したのは2023年1月半ばの、すさまじい寒気の頃でした。
電気代の高騰でエアコンなんてとんでもない――と思ってはいたものの、あまりの寒さに、い……1時間だけ……と時々はエアコンを入れてしまいました。
(結局2023年のエアコン稼働は計6時間、がんばったけれど、それでも電気代は高い(>_<))
このお話はエアコンなしの寒いヨル、唯一の温源(?)たる電気毛布をいれたベッドに入って手にスマホをもち、スマホを見ながら読み上げてみたものなのですが、ちょっと頭を動かすだけでも後ろのクッションと頭がこすれてしまうせいか、不安定なスマホの位置のせいか、いつもより雑音が多い気がしました。
しかも起きているのになぜかちょっと眠声のような気が……。これは体勢のせいかもしれません。
なんにせよ、こりゃ、いかん……と次作ではこの方法は断念しています。
にしても、この冬は本当に寒かったとしみじみ思い起こされてきて、今でもちょっと身震いしてしまいます……。
お話について:感想など
日本昔話のほとんどは民間伝承をまとめあげたもので、その内容もタイトルも、地域や著者によって少しづつ違うようです。
シンプルな内容のせいか、この楠山正雄さんの手になる『舌切りすずめ』のお話は、自分の記憶の中にあるものと大差ありませんでした。
このお話での<スズメと”糊”>について心を馳せます。
お庭で洗濯物に”糊づけ”をしていると、スズメさんがよってくる……、スズメさんは”糊”が好きなのかな――?
けれども令和の今、お庭で洗濯物にのりづけをする人はほとんどいないでしょうw
いつの日か、これがなんのことだか全く想像できない時代がくるのでしょうか……と、ふと思ったりもします。
おしまい
青空文庫【作品情報】
青空文庫「図書カード:No.18378」の作品です。
URL:https://www.aozora.gr.jp/cards/000329/card18378.html
作品名:舌切りすずめ (したきりすずめ)
著者名:楠山 正雄
底本:日本の神話と十大昔話
出版社:講談社学術文庫、講談社
初版発行日:1983(昭和58)年5月10日
入力使用版:1992(平成4)年4月20日第14刷
校正使用版:1983(昭和58)年5月10日第1刷
入力者名:鈴木厚司
校正者名:大久保ゆう
TEXTファイル作成日:2003-08-21(修正日:2003-08-27)
XHTMLファイル作成日:2003-08-27(修正日:同日)
青空文庫ボランティアのみなさんに感謝感謝です。
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