ドキュメント72時間〜福岡 わらび餅の流し屋台〜 (ドキュメンタリー NHK)
10/25(金) 午後10:00-午後10:30
公式サイト
流しの屋台でわらび餅を売り歩く、そんな珍しい光景が福岡に残っている。町を行く屋台のケースの中には透き通って柔らかそうな、わらび餅が入っている。冷やしたわらび餅にきな粉をまぶし、もなかに挟んで1つ130円。手軽なおやつは77年、福岡の人々に愛されてきた。いつどこで出会えるか分からない屋台。さまざまな人が吸い寄せられるようにやってくる。屋台と一緒に町を歩き、人々の声に3日間、耳をかたむけた。
(以上 公式サイトより)
まずは77年間、代替わりしながらもわらび餅を売り続けている事に尊敬と感謝の気持ちを伝えたい。
現在の3代目長尾重明さん(72)が言うことには、昭和20年6月の福岡大空襲で焼け出された子ども達に「何かしてやれること、なかろうか」と初代がこの稼業を始めたと。もうこの精神が尊いです。
そもそも商売や技術の進歩って、もとはこういう気持ちから始まるもだと思う。たとえば冬の寒空の下で手洗いしている女性を楽にしてやりたいから、洗濯機ができたとか(諸説あり)。
儲けたいから、金を稼ぎたいから、そういう理由ってやっぱりアサマシイ。
そんなわらび餅、福岡では130円で購入可能。
冷たいわらび餅にきな粉をたっぷりまぶして、それをモナカで挟んで130円って。メチャメチャ美味しそうだけど、商売として大丈夫なのかと不安になる。
そらに、この夏も酷暑。70歳をこえたおじい様に、反射熱も厳しいなか屋台を引かせるなんて…倒れてしまわないか本当に心配。
もしかしたら御本人には、それが生き甲斐なのかもしれないが。くれぐれも無理だけはしないで下さいね。
福岡に行く事があったら、絶対に屋台追いかけて、このわらび餅を食べるぞ!