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新プロジェクトX (ドキュメンタリー NHK)

男子バスケ 世代を越えた逆転劇~オリンピック48年の挑戦~
7/13(土) 午後7:30-午後8:15

48年ぶりに自力で五輪出場を果たしたバスケ男子日本代表。奇跡と呼ばれる勝利の陰には弱小国と言われ続けながらも諦めなかった不屈の歴史があった。70年代の五輪予選で敗退した元代表選手はリストラされてなお、持てる技を現日本代表の息子に伝えた。実業団が次々と廃部する冬の時代を戦った「ミスターバスケットボール」佐古賢一は、亡き友との約束を果たすため次世代の育成にかけた。苦難を乗り越え逆転を果たした熱きドラマ。
(以上公式サイトより)

「継続は力なり」
スポーツに限らず、学問、研究、芸術、文学など様々な事にこの言葉は通じるのだと、改めて思った。
Bリーグが発足し、バスケットボールもJリーグやVリーグ同様"金の成るスポーツ"になったのねと、下衆い事を思った自分が恥ずかしい。
スポーツは純粋に競技を楽しむものであって欲しい。しかし、勝つ為の環境づくりや応援する観客を増やすには、ある程度の資金が必要なのも自明である。

父の夢を追い越す息子や、亡き友・亡き母の想いを受け継いで、低迷していたバスケに光明を投じる流れは、事実が奇跡になる様を見るようで感銘を受けた。
人を動かすのは人の想いなのだ。
半世紀近く閉ざされた重い扉をこじ開けた、その情熱の炎がこの先も燃え続けることを切に祈っている。

終盤、馬場雄大選手のお父様・馬場敏春氏が小学生にコーチしている映像も素晴らしいと思った。
バスケに熱中し、諦め、背中を向けたくなる時もあっただろう彼が、次世代を担うアカツキジャパンの卵に夢を託す姿は涙が出た。

にわかバスケファンにも、まだなれていない私だが、この夏の五輪はバスケに注目しようと決めた。


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