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Dear にっぽん〜“終生現役”で挑む 〜輪島塗夫婦の9か月〜 (ドキュメンタリー NHK)

初回放送日:2024年10月6日

長年、輪島塗の生産・販売を手がけてきた夫婦。地震にともなう火災で店を失い、得意先に届けるはずだった漆器も灰になった。逆境の中、再び漆器作りに挑む夫婦の9か月。 地域の職人たちが手を携えて作り上げてきた伝統の輪島塗。能登半島地震で多くの人が被災し、仕事がストップ。分業体制は危機に直面した。こうした中、生産再開に向けていち早く動き出した「塗師屋」(ぬしや)の夫婦がいる。塗師屋とは、各工程を担う職人たちに仕事を依頼し、漆器の企画・生産から販売までを率いる、いわば輪島塗のプロデューサー。逆境の中、職人たちとともに漆器作りに挑む夫婦の9か月を見つめる。
(以上 公式サイトより)

先日の大雨被害が記憶に新しい能登半島。
その前に新年早々の大地震があったなと、どうしてこの場所にそんな悲しいことが重なるのかと思わずにはいられない。
今回の番組は、輪島の漆器を束ねる塗師屋ご夫婦のお話。地震で被災したうえに、年中無休で営んできたお店が地震繋がりの火災で全焼。
画面越しの無関係な私でも陰鬱になるのに、当事者の方々の落胆ぶりはいかばかりであろうか。
番組の序盤ではご主人が、終盤では奥様が、つらい気持ちを涙と共に吐露される。

漆器が出来上がるまでには、木型職人・研ぎ師・塗り師など様々な職人さんたちの流れ作業が必要。正月の地震で職場が被災しただけでなく、職人さんにも亡くなられた方がいる。
とにかくこれまで平安にできてきた事が、全て変わってしまうなんて...。

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