ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ! (バラエティー NHK)
名字や土地の名前や成り立ちについて、いろいろ調べて教えてくれる番組。
今回は名前ではなく、かつての大ヒット曲のタイトルにまつわる"隠されたエピソード"を取り上げていた。これがなかなか興味深く、すごく得した気分の内容だった。
簡単にまとめると
①久保田早紀「白い朝」→「異邦人」
エキゾチックな前奏とシルクロードを思わせる歌詞で、一世を風靡した曲として有名。
実は中央線から見える風景を歌詞にしており、海外とは全く関係無し。
②細川たかし「私バカよね」→「心のこり」
エイプリルフールにデビュー。歌い出しそのまんまなタイトルで、曲紹介の度に「バカ」と言うのも可哀想という理由で変更された。
③山本譲二「最後の女」→「みちのくひとり旅」
下積み12年目にして巡りあった曲。本人の希望でタイトル変更を頼んだが、下っ端の歌手が大作家にそんな事をするのは破門モノだったそうな。
当時子どもだった私にも、耳馴染み良く口ずさんでいたこれらの曲。
タイトルが変更されていた事には驚いた。
しかしそれ以上に、これらの大ヒット曲が歌い手の運命を大きく転換させたエピソードに感動した。
コツコツと努力を重ね、あきらめずに前に進めば、運も味方して道を開けるかもしれない。言霊って本当にあるのかも。
そんな事を思わせる本日のプログラムだった。
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