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【京都】うつわや生活道具と日本茶。essence Kyoto。

こんにちは。おぼろ豆腐です。

皆様もご存知、南禅寺や平安神宮などノスタルジーな風景が広がる京都 岡崎という地域に、日本の繊細さを感じられる生活雑貨ギャラリーがあるとの情報を嗅ぎつけ京都は東山にやってきました。

今回訪ねる「essence Kyoto」私の好きな雑誌「&premium ひとりでも京都。No.112」に特集されており、古い伝統や文化を守りながら、新しいエッセンスを加えた京都のお店として紹介されていました。

では、早速、京都で出会った生活雑貨の美意識(今と昔)の融和の世界を紹介していきましょう。

京都市営地下鉄 東山駅から徒歩10分ほどに「essence Kyoto」があります。

琵琶湖疏水沿いの建物の2Fにあり、大きな窓からは疎水の清らかな流れと沿道の桜並木がとても綺麗に見ることができます。

では、早速店内にお邪魔します。

店内に入ると、白を基調としたモダンかつコンテンポラリーな空間にシンプルながらもアーティスティックな器が展示してありました。

余白を活かしたディスプレイ台には、作家さんの手仕事やこだわりが滲み出ている皿、グラス、茶碗、カトラリーなどが綺麗に配置されています。

全て工芸や雑貨の域を超えて骨董品もしくは芸術作品のような器たち。

水一滴のための。風の人。酸素の国。というようにとても深い意味や名前をもつ癖のある器たちを見ると、なんだかnervousな感情を覚えます。

おそらく、素材と伝統、工芸の在り方を捻りに捻ったものから生み出させる美しさというのは、一般人にはぼやけて見えるのでしょう。

ぼんやり眺めるとシンプルな器に見えるが、説明書きという矯正レンズをつけると、そのものの素材の表情、作家さんの温もり、釉薬(ゆうやく)の質感を感じられました。

私はこの時思いました。

日本の美しさには、西洋のアンティークやビンテージのように単体で美しさを感じられるのではなく、そのものと何かを掛け合わせることで真の美しさを感じるのだと思いました。

まさに、わびさび。石だけでは何も感じないが、苔をむすことで美しさを感じる。それと同じことが器にもあるのではないかと思いました。

そして、お店の一角には、黒い棚にまとめられたお茶箱たちが並べられています。

全てシングルオリジンの日本茶で、1つの茶農家さんであったり、1つの品種を一銘柄として楽しめるそうです。

ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュというフランス産ワインのように、それぞれの商品のありのままの個性(香り、味など)がわかります。

産地や品種の異なる緑茶や和紅茶、緑茶に手摘みの河津桜の花を添えたさくら茶といった季節限定のお茶がスタイリッシュな封筒、筒に入っています。

今回の記事はいかがでしたでしょうか。

日本の道具に対しての美しさの感覚や価値観であったり、作家によって生み出される生活雑品の繊細さや奥深さを再確認することができたのではないでしょうか。

みなさん、京都にお越しの際は、古き良き京都の文化とモダニズムの融合という点に視野を広げるのも面白いのではないでしょうか。

旅は人それぞれですが、何か1つの観点(テーマ)に絞って巡るのも楽しそうですよね。

おぼろ豆腐

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essence kyoto -artisan pieces & tea-
京都市左京区岡崎円勝寺町36-1 2F
営業時間:11:00-18:00
定休日:月曜
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