旅行前に面倒だけど1番やった方がいいこと、それは携帯紛失対策!
私は、海外旅行で携帯電話を紛失したら絶望する。
でも、よく考えたら普段の生活でだって突如携帯が故障することだってあり得る。
全ての人が故障・紛失に備えるべき!
皆さんは旅行、特に海外旅行の時、失くしたら困るものはなんだろうか。
・パスポート
・財布
・預け荷物のスーツケース丸ごと
パッと思いついて、血の気が下がる感じがするのはその辺りだろうか。
確かに。
でもやっぱり、私は
・携帯電話
をなくすのが1番やばい!!!
預け荷物のスーツケース丸ごとは、買いなおす手間は面倒だが、お金で解決できる。
いやお金かかるのは嫌だけれども。
パスポートは、現地の日本大使館に行けばいい。
帰国のために必要な一時的な書類を発行してもらえば日本に入国できる。(発行に必要な書類のコピーは事前に用意しておくべし)
財布、これはだいぶ厳しい。
あり金全部とカード全部無くしたとなるとだいぶきつい。
でも滞在を諦めて帰国することにすればいい。
そうなれば要は飛行機を取って、空港に着くまでの運賃があればいいので、国によっては携帯に登録してあるカード情報で乗り切れるかもしれない。
(カード情報で払える交通手段がない国では、誰かに恵んでもらうか、どうにかするしかない。)
その場合カードを止めるのは空港に着いてからにしよう。
もちろんできるだけ早く止めたほうがいいけどね。
でも、携帯はやばい。
何も対策してなければ、写真も電話帳もラインの連絡先も全部消える。
人によってはパスワードのメモなんかがローカルに入っていたら終わりだ。
もうどこにもログインできない。
私は、何年もラインでの交流がメインになりすぎて、たぶんここ10年で知り合った人はラインの連絡先しか知らない。
つまりラインにログインできなくなれば、共通の友人のいない人はたぶんそれっきり一生連絡がつかなくなる。
皆さんもそういう人多いのではないだろうか。
それに私は日常的に写真を撮るので、写真のことも人生の記録としてとても大切に思っている。
データが吹っ飛んだらしばらくは立ち直れないと思う。
それでも、失くすときは失くす。
気をつけていても、すられる時はすられる。
壊れる時は壊れる。
そしてそれは、海外旅行に限った話ではない。
日本で普通に生活していたって急に携帯の電源が入らなくなる可能性はある。
ポンコツでも最後の力を振り絞って動いてくれて多少猶予があれば、急いで引き継ぐための行動もできる。
でも急に電源も入らなくなってしまえば、厳しい。
普段は面倒でそのままにしがちだが、しっかり対策を取ろう!
今回は、私の携帯だったらどんな備えをするか、というのを書きたい。
使っているアプリなど皆さん違うと思うので、参考にしながらご自身でぜひ調べてみてほしい。
まず確認すること
自分の携帯のキャリアでは、物理的に携帯(sim)を紛失した時携帯電話番号が引き継げるのか確認する。
これはこの後見ていく他の手続きで関係してくるので確認しておくことをお勧めする。
最近はできるところが多いと思うけれど。
同期かバックアップの体制を整える
常日頃、ローカルの携帯の中だけに大事な情報が入っていることがないようにする。
その状態に持っていくまで整理するのがだいぶ面倒だが、やってない人は絶対にやった方がいい。
・同期ができるアプリにする。
今使っているアプリで大事な内容のものが同期ができないものだとしたら、同期できるアプリに切り替えることを検討した方がいい。
・定期的にバックアップをとる。
個人的には手動バックアップは面倒で取らなくなりがちなので、自動バックアップが取れるようにした方がいいと思う。
LINEの事前準備
事前に何もしていないと、引き継げなくなる(連絡先にアクセスできなくなる)
やるべきこと
・メールアドレスの登録
・パスワードの設定
・PINコードの設定
トーク画面(今までのやりとり)の引き継ぎもしたければ、定期的なバックアップが必要。
私はトーク画面はそこまでこだわりない。
電話番号が変わってしまうと、ラインの引き継ぎでのハードルが上がる。
でも現状では、事前にパスワードの設定ができていれば引き継ぎできる可能性があるようだ。
最新の正しい情報はホームページで要確認。
ネットバンキングを停止する方法を調べる
銀行口座は損失の拡大に直結する。
携帯電話紛失時には連絡する必要がある。
UFJ銀行の場合は、電話でネットバンキング用のパスワードの利用停止ができる。
これは口座の停止ではない。
再開も新しい端末にアプリをダウンロードして利用登録しなおせばOK。
アプリに紐づいている銀行口座とクレジットカードを洗い出す。停止する方法を調べる。
ここから、私の場合いざ携帯を紛失したら、まずPayPayアプリとクレジットカードAを止めればいいということになる。(銀行口座Aはいろんな引き落としにも使っているので極力止めたくない)
携帯のロックを突破された時には、そこから金銭的な被害が拡大する恐れがある。
自動チャージにしているアプリがあれば、それも要注意だ。
ご覧いただいてわかると思うが、紛失時の対応としては普段からクレジットカードの支払いはまとめた方がいい。
もしもの時に全部のカードを止めなければならないし、その後の再発行も考えると手間が倍々になる。
全部止めると再発行されるまで使えるカードがなくて不便なんてことにもなる。
そして旅行に行く時には、連絡する必要がある先を、控えておくと確実だ。
(もちろん携帯の中ではなく。他のデバイスから確認できるどこかに残しておく。もしくは個人情報ではない問い合わせの連絡先だけなら、紙に書いてパスポートや財布に差し込んでおいてもいいかも)
でもここで注意すべきは、海外から電話できる番号なのか、ということ。
ちなみに、0120から始まるフリーダイヤルには海外からかけられない。
(先述したUFJ銀行の連絡先は一般電話もあるので海外からでも掛けられる。)
PayPayの問い合わせ先は0120だ。
海外から掛けられる番号は見つけられなかった。
PayPayカードの問い合わせ先にはあったが、おそらくこことは別だろうと思う。
そうなると、国内にいる家族に連絡してもらうくらいしか方法がない。
口コミの中には家族が電話して停止できたというものもあったが、公式には本人から電話するようにと書いてあるので確実にできるかは不明だ。
いざ海外に行く時には、もしかすると帰国まで停止できない可能性があると思った方がいい。
私は今回調べ直してみて、次に出国する時にはPayPayの銀行口座の連携を解除してから出国することにした。
国内で紛失した時にはすぐに自分でPayPayに電話すればいいので、普段は連携を使っていてもいいだろう。
カードによっては、オンラインで停止手続きができるところもある。
これだと自分でネットでできるので海外にいてもやりやすい。
ただし、ネットを使う時セキュリティ上注意したいことがある。
海外でもsimを買って回線を使っている時は問題ない。
だがWi-Fiを使っている時には、VPNを使わないと情報を盗まれる。
そのあたりは詳しく解説してくれてあるサイトがたくさんあるので、興味のある人は探してみてほしい。
大手だと海外からのオートコレクトコール番号を持っていたりもする。
ネットでできれば電話はしなくていいけど。
お金の残高が残っている可能性のあるアプリを確認、引き継ぎ方法を調べておく
前述したPayPayの銀行口座連携解除をしてクレジットカードAを止めていれば、これらは最悪次の端末に引き継ぎができなかったり、不正利用されても残高以上に被害が広がることはない。
そのため、自分がいざという時悔しくなるほどのチャージは普段からしないほうが賢明だ。
でも都度都度チャージするのは面倒なので、ある程度。
私は普段そんなに残高入れておかないので、この停止手続きの優先度は低い。
なのでここでは、日本帰国後に新しい端末が手元にある状態で利用再開する方法について調べた。
違う携帯端末で同じアカウントを再開するには
paypay→携帯番号が変わらなければ結構簡単に再開できる。ログインするだけ。
Starbucks・Suica→ログインできれば大丈夫
メルカリ→利用停止も再開もお問い合わせフォームから連絡。本人確認書類の画像提出で登録情報との照会をすると書いてあるが、それで停止や再開がどの程度認められるのか不明。つまり残高が保証されるのか明記されていない。
まとめ
私が実際に海外に行く時にすべきことをまとめると、以下の通りになった。
・出国前にPayPayアプリの銀行口座連携を解除する
・海外で携帯紛失した時には、海外からすぐにネットバンキングの停止(電話)とクレジットカードAの停止(ネット)をする
・帰国後に新しい端末を買っていろいろ復旧頑張る
事前準備があれば、もしもの時の損害が抑えられるかも。
面倒だけど、ぜひ参考にしてみてほしい。
今日は毎日投稿36日目でした。