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地球外生命体を考える#1

 こんにちわ。
日に日に寒くなっていく今日此頃ですが如何お過ごしでしょうか。
寒くなると同時にここ標高600mOverの飯地高原は星も綺麗に見えてきます。夜に空を仰ぎ見て星々を観ていると宇宙の広さを実感できますね。
 そしてその光る星々、自身で光っているのは全て恒星であり太陽の何百倍の大きさの恒星も数多あるのが観察できます。

 私達人間や動物の活動する地球は太陽からのいい塩梅の距離、ハビタブルゾーンの範囲で無理なく生命活動が今日まで営われています。
 この私達の命の活動源、太陽。
その強い重力で地球を含めその他の惑星や小惑星で構成される太陽系。
何兆個もある恒星の中には太陽系と同じ様に惑星を従え、地球と同じような環境が構築されてる惑星が存在しても不思議ではないと、私は考えております。

 昔からスピリチュアル系、オカルト系、陰謀系、UFOや宇宙人等の話には枚挙が有りませんが、上記の考えで確率的に存在してても良いのではないかと思うが、今まで地球外生命体とのコンタクトが公式に報道された事はありません。実際にあるのか、陰謀かはこの際置いといて、現実的に考えるとまずは私達の状況を考える必要があります。
 カルダシェフスケールという文明の進化を表したものが有り、基本はタイプ3まであるようですが、地球人はまだ1に満たない状態です。
もちろんこれは大脳が発達し、人間として文明文化を育める状態まで進化した人類が考えた指標ですが、その地球も過去に大量絶滅が何回も起きています。しかしその絶滅クラスのトリガーが働いた後に新しい進化が起き、現在の人間まで積み重ねてきた地球の歴史があります。

 宇宙に目を向けた時、私達の太陽系、天の川銀河に位置する一つの恒星系ですが、写真にもあるように遥か遠くに天の川銀河の中央部を仰ぎ見ることが出来ます。私達の太陽系は天の川銀河の辺境に位置し、天の川銀河を一つの国とすると過疎地のようなエリアです。
先程、地球のような環境は数の確率のような話をしましたが、絶滅のトリガーにより新たな進化が起きてる事も現在の科学では通説です。
絶滅のトリガーは隕石、恒星の変動、地場移転等ありますが、星外からの干渉で隕石を考えると、物質の密度が過疎地の太陽系より中央部の方が高いので絶滅トリガーの回数も中央部のほうが多くなるのではないでしょうか。

 つまり地球の我々のように進化を遂げたとしても文明が隕石を防ぐ水準まで発達すること無くトリガーが働いてしまうと。
あれだけ星々の密集している中央部にはさぞかし高度な文明があるのだろうと想像してはみたものの、危機の頻度もそれだけ上がるのかなと。

 火を知り、使いこなし、蒸気機関を経て現在の技術まで100万年。
宇宙のスケールで100万年はほんの短い時間ですが、過疎地域だからこそ、ここまで文明の向上が出来ているのかなと思う次第であります。
問題はこの文明の先にあると言われるグレートフィルター。
自分たちの技術で首を絞めてしまうという本末転倒なものだ。
星外の隕石と違い運用する人類の問題となる。蒸気機関以降の大気汚染や公害、数回事故を起こしているが核分裂を用いたものも原因の一つになる。
幸い、現在まで絶滅には至ってないが、Co2等真綿のようにじわじわ締められているのも現状である。この次に来るのは核融合反応を用いたエネルギーとなると思うが慎重に運用していただきたいものだ

 話が軽く脱線したが、辺境になればなるほど絶滅のリスクは減るように思うが、肝心の恒星からのハビタブルゾーンの惑星の数も確率的に減ってしまう。当然辺境ゆえ、恒星間の距離も格段に開いていく。
 現在太陽から一番近いお隣の恒星、ケンタウルス座α星(群)にも惑星があり、ハビタブルゾーン内の惑星もあるようで観察が続けられている。
 が、一番近いお隣の恒星まで4.3光年の距離がある。
1光年というのは光の速度で1年掛かる距離ということだ。
光の速度は1秒間に30万キロ、地球を7回半とはよく聞いた言葉だ。
 1秒=300,000km
 1分=18,000,000km
 1時間=1,080,000,000km
 1日=25,920,000,000km
 1年=9,227,520,000,000km
9京2275億キロというイメージできない距離となる。
ちなみに有人乗物で現在までで一番速いのはアポロ10号の帰還モジュールが約40,000km/hなので、この速度で向かったとしても到着までに27,000年掛かってしまう。
つまり他の惑星に地球外生命体がいたとしても、地球からコンタクトを取るには広大すぎる宇宙空間をどうやって移動するかが鍵になる。

取り敢えず長くなったので今回はここまで。

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