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先行公開「ボードゲームとコミュニティ」(2022/11/29まで)

※ この記事は、「かける人 対談集」に収録されている長崎県長崎市でボードゲームカフェとボードゲームの出版を行っている「サニーバード」の店主、平さんと愛媛県宇和島市でボードゲームサークルを行っている「Uwajima Bordgame Holics」を主宰するmugiさんの対談の約3分の1を公開しております。続きは、クラウドファンディングで!


好きなことをビジネスにするまで


中村
( 以下 ) 「かける人」の「対談集」の企画として、今回はSUNNY BIRDさんにお話しを聞くことになりました。まずは、お一人ずつ自己紹介も兼ねまして、チェックイン的に一言ずつお願いしてもよろしいでしょうか。

SUNNY BIRD ( 以下 ) はい、長崎県でボードゲームカフェとボードゲームの出版社をやっております。SUNNY BIRDのと申します。よろしくお願いします。

mugi( 以下 ) 愛媛県宇和島市でボードゲームの活動をしております、mugiと申します。よろしくお願いします。

 ありがとうございます。これからいくつかのテーマに沿ってお話を聞いていきます。第1部のテーマとして地方から自分の好きなことをどうやってビジネスにしていくかを話していきたいと思います。
 本題に入る前に、色々なボードゲームのお店がある中で、なぜ対談相手としてSUNNY BIRDさんを選ばれたか、mugiさんに伺っても良いでしょうか?

 最近ですがSUNNY BIRDさんから「マーチャンズコーヴ」( ※1 )というボードゲームを購入しました。その解説動画を拝見したんですが、すごくわかりやすいと感じました。しかも自分自身、長崎が好きっていうこともあって、そこでボードゲームのお仕事をしている平さんにお話しを聞いてみたいな、というのが純粋な気持ちだったので、今回リクエストさせていただきました。

※1マーチャンツコーヴ
舞台は商人が集う街。みんなが違うことをしているのに、気づいたら競い合っている非対称ゲーム。( mugi )
プレイヤーがそれぞれ異なるルールブックを持って遊ぶという、ボードゲームの異種格闘技戦のようなゲーム。パズルvsルーレットvsダイスvsタイムスリップ?ボードゲーマーの無邪気な夢を詰め込んだ大きなおもちゃ箱とも言える(平)。


 ありがとうございます。

 長崎がすごく好きで、三回ぐらい旅行で行っているんですけど。大学も長崎大学を受けようかと思うほど長崎が好きで。ただ、ちょっと学力が足りなかったので…希望には至らなかったんですけど(笑)。今でもとても好きなので、また行きたいと思っています。

 ぜひぜひ、お待ちしております。

ボードゲームとの出会い


 まず、100回ぐらい聞かれたことかも知れないですが、平さんのボードゲームとの出会いについて伺ってもよろしいですか?

 10年ちょいくらい前になるんですけど、実はボードゲームよりもカフェが先なんですよね。そこに来るお客さんの中で、仲良くなった人がボードゲーム好きだったんですよ。その頃ボードゲームをやってる人なんてほとんどいなかったし。「なにそれ?」と言いながらやらせてもらったんですよ。
 その時やったのが「カルカソンヌ」というゲームです。見たことないものだったんですよね、私にとって。一番ビビッときたのが駒が木で作ってあるってとこですかね。日本のおもちゃってプラスチックで出来ていることが多いと思うんですけど、それが木製で大人が見ても満足が行く内容物で、ちゃんと大人が見ても面白いというか。そういうところに胸を撃ち抜かれたというのが、一応出会いですね。

 「カルカソンヌ」( ※2 )が初っていうのが知れて良かったです。僕も同じことは凄く感じていて。将棋とかオセロとかは小さい頃から祖父の影響でやっていたんですけど、こんなに「人生ゲーム」みたいなゲームで木のコマやサイコロを使って、すごい凝ったコンポーネントのゲームがあるんだな、ということに衝撃を受けたので。そういうところは、すごく通じるところがあるな、似てるところがあるなと思いました。

※2 カルカソンヌ
言わずと知れた王道ゲーム。世界大会もあるほど人気のこのゲーム、当然田舎の宇和島にもファンがいて、これやりたいから買ってと言われたその日にポチった代物。UBHボドゲ会でやっていて一番聞いたセリフ「このコマ、いったん寝かすわ」は、名言。そのコマはもう帰ってこない。( mugi )フランスの田舎町の朴訥とした雰囲気のタイルからヨーロッパの風が吹いてくる古典的名作。2人で遊んだときの高い競技性、多人数で遊んだ時のワイワイ感。ゲーム終了時に完成したマップは、毎回異なる世界を見せてくれる。(平)


 ちなみになんですけど、初めて好きになった海外系のボードゲームというくくりでいうと何になるんですか?

 僕はもともと愛媛県松山市の「ミープルの森」という、多分愛媛県では一番大きいところだと思うんですけど、そこのお店でちょっと。元々は妻が好きだったんですよね、ボードゲーム。教育分野でボードゲームが使えないかと。でも、実際にやっていくと、ちょっと後でご質問させていただこうと思うんですけど、なんとなくこう、教育分野のボードゲームっていうのと、娯楽分野のボードゲームって違うかもって思ってて。はい、ごめんなさい。話がだいぶ逸れちゃったんですけど(笑)。最初にやったのは「パッチワーク」( ※3 )です、僕は。

※3 パッチワーク
UBHの原点にもなったといわれる2人用ゲーム。かわいい見た目だが、限られた中で変わった形のピースが多く、パズルするときに頭を抱えることが多い。給料がボタンというところもなかなかのブラック企業…。(笑)リプレイ性も高く、お手頃価格なためカップルや夫婦、ずっ友と盛り上がること間違いなし。( mugi )
一見パズルゲーム、実は収入を稼いでいくゲーム。見た目からは想像もつかないほどシビアなゲームだが、それを感じさせない魅力がある。ボードゲームカフェは皆、このゲームのお世話になっている(平)。


 おおっ!そうか、二人だからですね! 
パッチワークは衝撃受けるよねぇ(笑)。僕そういう原点の話を聞くのが好きなんですよ。

 その日だけ、その店で2、3回やりました。他にもいろいろ並んでたんですけど。

 そうでしょう、そうでしょう。いや、いいですね(笑)。ありがとうございます。

ボードゲームカフェを作るきっかけについて


 それでは、次はボードゲームカフェを作ろうと思った初期衝動について伺ってもよろしいでしょうか?ボードゲーム好きからボードゲームを取り扱うお店になるまでの過程も聞ければと思います。

 最初はカフェをやっていて、今回の話とは直接関係ないかもしれないんですけど、英会話の出来るカフェなんですよね。イングリッシュ&スクールカフェみたいな。最初それで長崎のテレビが取材に来てたような感じだったんですけど。うちの妻が英語が堪能でして。私はそんなにダメなんですけど。ボードゲームは全然関係なかったんですけど、自分がハマっていくに連れて、あの、私は根っこがオタクでコレクターなので、ハマったらどんどん集めたくなっちゃって。お店にどんどん買ったやつを置いていってたんですよ、趣味で(笑)。最初、20個とか30個とか置いて、気づいたらどんどん増えていったんですけど。知らないうちにコミュニティがどんどん広がっていくんですよね。「面白いじゃん」って言って、主に20代から30~40代ぐらいの油の乗った人達が、やっぱり知的好奇心に溢れた人達が集まってきて。そのコミュニティが広がっていくと、もともとやってたカフェっていうのが、10席ぐらいで六畳間二つぐらいの広さなんですよ。で、もうそこがいっぱいになることがあって。あと、単準に並べられなくなったんですよ、ボードゲームを(笑)。
 これはもう、ボードゲームを趣味としている人はみんなすごい勢いで頷くところなんですけど。「これはちゃんと並べられてもいないし、よくないぞ」という感じのことを妻から言われまして。結局、お客さんの入れる場所としても、もうちょっと広くしたいし、遊べるボードゲームがきちんと並べたりできる場所にしようということで、今の場所に移転しました。
 やっぱり人が増えたのに連れて、だんだんそうなっていったという感じですかね。
 これは割と僕の持論なんですけど、映画とか音楽のコアなファンっているじゃないですか? レコード集めたりとか、古い映画のDVDをいっぱい集めたりとか。ああいう感じのコアなファンにボードゲーム好きの方って、空気感が似てる感じがしますね。

一抹の幼稚さ


 コレクターという話で、ふと思ったんですが、ゲームが新しくなるごとにそのゲームが持つ世界観もかなり変わると思うんですが、しんどくならないんですか? 嬉しいなの方が強いんですか?

 ボードゲームって世界観が物凄くあって、将棋とか囲碁とかというのは、アブストラクトゲームといって「世界観が基本的にないものですよ」というものなんですね。それに対して、ボードゲームは農業をやるんだとか、建物を建てるんだ、みたいな。結構知的な遊びでもあるんですけど、一抹の幼稚さみたいなところがあって。役割を演じるというか「ちょっと今日はニンジン作っちゃうもんね」みたいな。そういうごっこ遊びも含めて、楽しんでる層っていうのが一定数いると思うんですよ。
 僕の中では文系ゲーマーと理系ゲーマーと読んでるんですけど。

 面白い!

 僕、文系ゲーマーなんですよ。システムとかを「すげー」「面白い!」と思うこともあるんですけど。やっぱり世界観、文脈とかでその世界観を楽しむ方が大事かなと思っていて。
 プログラマーの人とか多いんですけど。あの人達、どっちの脳か知らないですけど。だから、そこは多分人間のタイプで違うんじゃないかなと思います。
 だから、僕は新しいボードゲーム、カモンカモン、ウェルカムという感じです。

 僕もどっちかというと、新しいのが好きなので、ウェルカムのタイプだと思います。最適解を求める理系のプログラマーみたいな頭の人とやる時は、なんとなく「ああ、そんなやり方もあるんだ」と自分も楽しめるタイプなので。自分としては「今回はこうしたけど今度はこうしてみよう」とか、世界観を楽しむっていうのが、まさにその通りだなって思ったんですけど。
 しかも、世界観がそれぞれのゲームにもあるし、そのゲームの中でもキャラクターの選び方で全く違うストーリーになるし。ボードゲームって本当にそういう意味では自分次第でいくらでも楽しめるコンテンツだと思っているので。そういう意味ではしんどいなっていうのは無いですね。むしろ、やってくれる人がいなくてしんどいなっていうのはありますけど(笑)。

 一緒に遊んでいると良い年をしたおじさんでも、「子どもみたいだな、このおじさん」みたいなこともあって(笑)。それって多分、日常生活の中でそれやってたらただの変な人なんだけど、ボードゲームを通して遊んで行く中でそれは許されるんですよね。それって非日常体験を楽しんでいるというか。そこは凄く良いですよね。解放されている感じで。
 

好きでい続けられる理由

 それでは、次の質問ですが、ご自分が好きなボードゲームをビジネスにしても未だに好きで居続けられる理由って何なんでしょうか?

 うちは若干、成り立ちが特殊なので。さっき少し話にもあったんですが、カフェを10年ちょっと前から始めたんですけど。その前からキッズスクールという塾みたいな子どもの教育をやっていて、それで生計を立てての副業としてのカフェだったんですよ。
 だから、言い方はあれなんですけど、一応お金ももらってるけど、七割ぐらい自分の趣味で始めたという。だから、純粋に商売として始めたわけじゃなくて、今もうだいぶ考え方が変わっていかないといけないところに来ているんでしょうけど。初期衝動としては、そういうところから始まっているので、根っこの部分がそこにあるから、好きでいられるのかなっていう感じですかね。
 ただ、もう今はウェイトを全部置いているので、ちゃんとやらなきゃいけないんですけど(笑)。

 その成り立ちは僕も知らなかったんですけど、趣味で始めたものが仕事にしないといけないというのは、僕個人としては、しんどくなってきそうだなと思っています。それでも、好きなことでお金が稼げるというとのは楽しそうだな、という気持ちもありますけど。

 やりたくないことだけだと、結局無理をしていることになると思うんで、多分続かないことになるんじゃないかと思うんですよ。
 ボードゲームカフェをやっている人って、言い方があれですけど、若干変で。元々遊ぶのが好きなはずなのに、人に遊ばせて気持ちよくなるみたいな(笑)。「キミにはこのゲーム、おすすめだよ」とか言って、そのお客さんのニーズに合わせて。この人、考えるゲーム好きそうだなとか、この人わいわいするの好きだな、とか。そのニーズに合わせてボードゲームがいっぱいある中で提案するってことと、そこにちゃんと遊べるようになるまでルールを説明してあげたり、その辺を考えてあげたりっていうのは、自分が遊んでないんだけど楽しいというか。ちょっと変な感覚なんですけど(笑)。
 多分、ボードゲームカフェをそういう衝動で始めた人はみんな持ってる感覚で、自分が提案したゲームで喜んでくれてたら、ニヤニヤみたいな。そういうのがあるから、やれてるんじゃないですかね。
 自分が遊ばなきゃ我慢できない!という人は、やっていけない仕事だと思います。
 
 一緒に初めてのゲームをする時、自分は参加型の一緒にプレイヤーとして入らないと活動できないぐらいの人数でやっているので。一応、入ってやっているんですけど、ゆくゆくはそんな感じで、説明だけしてみんなの自由にしてもらうっていうみたいなところを見る方がいいな、と思っています。

 結構、ボードゲームが好きな方に多いと思うんですよね。提案したい体質というか、それで喜んでくれたら嬉しい体質というか。勿論、時々遊ばせてもらっているからその仲間が出来るだけでも嬉しいというのはありますよね。

 今、お話を聞いていて、以前「ボードゲーム人生相談のコーナーやりましょうよ」って、mugiさんに提案していたことがありまして。「夫婦関係がうまく行かないんです」とか「嫌いなやつと修学旅行の8人部屋で一緒なんです」とかそういう悩みにボードゲームで答えていくんですね(笑)。
「彼女との2回目のデートなんですが、どうやら雨になりそうです。彼女の人間性を知るにはどんなボードゲームが良いでしょうか?」とか。
 おそらく、お二人に聞いたら沢山、出てくるんだと思うんですけど。
 
 定期的にやりたいですね(笑)。

 面白いと思いますよ。

 すいません、ばかばかしい話をして。それでは、一旦、僕からの最後の質問になるんですが、これからボードゲームカフェを始めたいと思う方や、好きなジャンルに関するお店を出そうと思っている人に、もし、アドバイスをするとしたら、どんなアドバイスがあるでしょうか?

 僕はボードゲームが好きだから、ボードゲームのお店を出した人としていうんですけど。どうなのかなあ、勿論、好きであることが大前提で。結局、自分が喜ばなきゃ続かないっていうことがありますし、そのお店をやっている人が喜んでないお店って、お客さんも分かると思うんですよね。そういう空気間というか、やっぱ意外と自分をちゃんと喜ばせてあげるみたいな感覚が最終的には大事なのかな、と思うんですよね。それをちゃんと持てるような形でやるにはどうしたらいいのかっていう感じですかね。
 すごく漠然とした話ですけど、多分それをちゃんと見つけた状態でやらないと、やっぱ苦しくなっちゃうと思うんで。仕事だから「嫌だ嫌だ」と思いながらやると趣味も失って、仕事も上手くいかない気がするので。意外とそういう精神論みたいな話ですけど、大事なんじゃないかなって思います。

 自分も今、色々考え時なんでどうしようかなと。今別の仕事をしてますけど、次にやるとしたら、ボードゲームを活かせる仕事がいいなと思っているので、そういう意味でいうと、確かに自分が楽しくないと、人には伝わらないだろうな、ということをすごく思いますね。ルールだけを淡々と説明されるゲームに面白さをあまり感じないので。こういうルールで決まっているけど、あとは自分の好きなように出来るよっていう説明してくれるボードゲームカフェの店長さんと仲良くなりたいなと思うので、そこはすごく大事なところだな、と思いました。

 なるほど、確かに。

 お話を聞いていると、アイドルファンもアイドルという完全な他者に対して時間やお金を使って、その人が喜んでくれたら自分も幸せというある意味「利他的」であると同時に良い意味で「利己」にもつながっている意味では似ている気もしています。
 話をボードゲームに戻しましょうか。

 ボードゲームカフェという場所で言うと、コミュニティが広がっていくというのは興奮しますよね。うちって、元々10年前ぐらいにボードゲームを遊べるお店として紹介していた頃、ボードゲームをやる人なんて、ほとんどいなかったので、長崎では。東京の方では色んな人がいるんで、その頃からわりと盛んだったと聞くんですけど。
 誰もいない中で遊びたい人って一人ぼっちで来るんですよ。
 「ボードゲームが遊べるって聞いてきたんですけど」みたいな、1人とか2人とか、そういう人たちが。ボードゲームってやったことある人なら分かると思うんですけど、四人ぐらい欲しいんですよね。じゃあ「相席でやりますか?」と、相席じゃないと遊べないというコミュニティが出来ていったので。うちの常連さんとして昔から来ている人ってみんな言ったら他人なわけなんですけど。本名知らないけど、めちゃくちゃ仲良いとか。そういうコミュニティがあるっていうのは、たまんないものがありますよね。中には結婚した人がいて、すごいですよね。そういうのは魅力だな、と思いますよね。

 そうですね、うちも今そんな感じで。インスタあげたりとかはちまちましているんですけど、それを見て来てくださる方とか。そういうところで本名を全然知らない人も沢山いるんですけど。その人たちが仲良くなったりとか、その人たちから「今度引っ越すから一緒にボードゲームしない?」っていうお誘いをいただいたりしたんですけど、めちゃめちゃ嬉しかったですね、あの時。
 
 多分わかると思うんですけど、ボードゲームって人間性めちゃくちゃ出る趣味で、隠せないんですよね。隠せているつもりでも隠せてないと僕は思っていて。ズルい人間性の人はズルいプレイをするし、真っすぐな男だなこいつは、っていうのも見えてくるし。
 うちで「ボードゲーム婚活」っていうのをやった主催者の方がいまして。結構すごいらしいです、成婚率みたいなのが。他のジャンルの体験型婚活と比べると、ボードゲームは成婚率がかなり高いんですよね、みたいな。そういう相手の人間性みえてくるみたいなのは、おそらくボードゲームを一緒に遊んでいる時は心の奥底が見えてくるんですけど、その人達が普段会社とか行っている時に見せない顔もあって。なんなら本名を知らないけど、ボードゲームを遊んでいるだけの我々の方がその人の心の奥底にふれている可能性もありますよね。
 だから、そういう意味ではとても特殊な趣味だと思いますよね。

※ まだ全体の3分の1で、ここからコミュニティ作りの話やボードゲームの楽しみについて語っていきます。
 続きは「かける人 対談集」で是非!


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