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オードリーのオールナイトニッポン in東京ドーム公演の感想「目指す場所があること」


 本日、2024年2月18日は、オードリーのオールナイトニッポンの東京ドーム公演。愛媛県の南予地区に住む僕としては、ここ数週間のオードリーのオールナイトニッポンで同じく愛媛県の今治の映画館のライブヴューイングが埋まっていないことを聞いて、凄く悔しく思っておりました。今治は愛媛県北東部にある地域なんです。くうう、いけない。
 たまりにたまったユーネクストのポイントを利用して、配信で楽しませていただきました。
 
 「じゃないとオードリー2」という番組の中で、日向坂46の番組の収録で素に戻るの禁止という条件の中で若林さんが思わぬことを語りかけます。
ざっくり書くと、オールナイトニッポンの武道館が終わって、オードリーとして次目指す場所を見失っていた。しかし、日向坂46の東京ドーム公演を見て、次は東京ドームを目指そうと思ったこと。彼が番組で日向坂のメンバーに言った「東京ドームで会おうや」という言葉が、まさか現実になるとは。
 
 色々なトークが繰り広げられましたが、僕が一番心を動かされたのは、若林さんがUberEatsのアルバイトをするエピソードです。
「もう行きたいところもないし、ここに行けって決められるUberEatsをやってみようと思った」という話は、何かオードリーが東京ドームという大きな目標を見つけるのにも似ている気がしました。
 また、「目的地が決まると途中の道にも色がついてみえる、今までが灰色だったから」というトークも、何か東京ドームまでに向かう日々とも勝手にリンクしているように感じて、一人で泣きそうになっていました。
 自転車は自分の足でペダルを回さないと、目的地まで辿り着きません。
 同じくドームを埋めるために様々な努力を彼はしていきます。
 Youtubeに上がっているロード・トゥ・東京ドームシリーズやラジオでのトークからお客さんを呼ぶために地道な努力を若林さんはしていきます。彼ほどのキャリアがあってもそのポジションにあぐらをかかずに頑張れる姿に心を動かされます。
 以前、世阿弥の「風姿花伝」の話をラジオで話されていたかと思いますが、新しいポジションになった時、人はそのポジションの初心者になるそうです。今回のエピソードでは、若林さんはUberEatsの初心者になったわけですね。ラジオモンスターの彼が、最初は怯えながらもうっかり押した「承諾」ボタンのせいで、配達に行くところとか、聴きながらドキドキしました。初心者の気持ちを体験し続ているからこそ、彼は常に新しい発見をしていくんだろうな、と感じました。変な言い方ですが、やっぱりこの人は信用できるなとも感じました。

 また、これまでのラジオを聴いてきた人間には、嬉しい演出が沢山ありましたね。フワちゃんのプロレスは、女子プロレススターダムファンとしては、また彼女のプロレスが観られる嬉しさに加えて、春日さんのプロレスラーとしての逸材ぶりにも感じました。
 若林さんのDJのコーナーで出てきた星野源さんにもしびれましたね。ネットフリックスの「LIGHTHOUSE」のオレンジが大好きでしてね。ライブバージョンで聴けたのが本当に嬉しかったです。
 あと、本当に「フィールドオブドリームス」をオープニングでやってたのも最高でした。
 最後の漫才は、春日さんの解散式を東京ドームでやるネタも観たかったですが、まさかのコナンネタから始まり、ラストの二人でボールを打つところでは、もうわけのわからない熱さに持っていかれました。
 今、わりと人生の選択肢に迷っている状態でしたが、「今週の土曜日もまた聴かなきゃな」と思いました。遠い先の目標地点はまだ僕には見えませんが、今週の土曜日の放送という目的地が出来ました。それは、自転車で走っていけるような程よい距離だと僕は思います。
 だから、次の土曜日という目的までの日々も灰色ではなく色々な色が発見できるように生きていきたいと思います。
 本当に素敵なイベントをありがとうございました。
 多分、今日の東京ドームライブ、配信とかでUberEatsのように「チップ」ボタンがあったら大変なことになっていたのではないか、という満足感でした。
 

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