マガジンのカバー画像

忘却映画館 90年代ベスト

304
忘却映画館 90年代ベスト
運営しているクリエイター

#忘却度40

【忘却度40%】月光の囁き

1999年8月29日、サンプルビデオで鑑賞。  前項で書きましたが、塩田明彦監督。原作は喜国雅彦さんの漫画。  恋人同士の高校生男女。しかし男の子はMで、それを知った女も、気持ち悪いと思いつつもSに目覚めて男を責めていく女の子の話。  靴下愛でたり踏まれたりの(SMというか)足へのフェチが漫画では肝なわけですが、映画もそれが生々しくていいんですよね。 <ポスターを見てみよう>  つぐみさんだ。可愛かったしエロかったし。  この翌月、ときどきインタビューページを担当

【忘却度40%】アイズ ワイド シャット

1999年7月15日、東京国際フォーラムでの披露試写で鑑賞。  トム・クルーズと二コール・キッドマンの舞台挨拶ありの試写でした。  キューブリックの遺作。トム・クルーズが仮面パーティみたいなのに行ったり、二コール・キッドマンの浮気を疑ったりなんですが、正直に言えば拍子抜けでした。  仮面パーティのシーンがありがちすぎることと、セックスの話や描写が「そんなもん?」というくらい、普通というかよく見たり聞いたりする範囲のものでしかなかったので。 <ポスターを見てみよう>

【忘却度40%】オープン・ユア・アイズ

1999年5月20日、13:00京橋メディアボックス試写室で鑑賞。  これは面白かった。って、けっこう忘れてるけど。  スペイン映画で、後にトム・クルーズ「バニラ・スカイ」としてリメイクもされてるので、記憶もまあまあ補完されてます。  ポスターに東京国際映画祭グランプリとか書いてあったことも記憶あり。 <ポスターを見てみよう>  アレハンドロ・アメナーバレの名前が出ませんでした。  ペネロペ・クルスだったことを忘れてました。「バニラ・スカイ」でも同じ役なのに。

【忘却度40%】ワイルドシングス

1998年10月14日、15:30新橋徳間ホールの試写で鑑賞。  出ました。下品すぎて大好きな映画。  デニース・リチャーズはもはや歩く性器、プールからあがる胸元や尻をスローモーションにしたり、普通の映画ならもうちょっと加減することをまったく加減しないすがすがしさ。  そして「シベリア超特急」かと思う延々と続くどんでん返し。そして最後にはケビン・ベーコンの股間のベーコンがぽろり。 <ネットで調べてみる>  ポスターの段階で「数えきれないどんでん返しに、あなたはついてこら

【忘却度40%】ビッグ・リボウスキ

1998年5月29日、18:30新橋徳間ホールの試写で鑑賞。  けっこう忘れててなんですが、コーエン兄弟でいちばん好きなのはこれです。最初から最後まで面白い。  ジェフ・ブリッジズもジョン・グッドマンもスティーブ・ブシェミも、全員最高。  さらにフィリップ・シーモア・ホフマンというすごい俳優を意識したのも本作からでした。秘書役で、絵に描いたような愛想笑いがうますぎて、一発でファンになりました。 <ネットで調べてみる>  DVD買おう。

【忘却度40%】フェイス/オフ

1998年7月29日、13:00ブエナビスタ試写室で鑑賞。  あ、またニコラス・ケイジのバカアクション(褒め言葉)だ。  テロリストのニコラス・ケイジが捕まって、でもいろいろあって医者にFBIのジョン・トラボルタと顔を入れ替えさせてトラボルタになりすまし、一方ニコラス・ケイジの顔にされたトラボルタは投獄されて、という「そうなる前になんとかなっただろ」設定から始まります。  でもそこはジョン・ウー先生(の、まだ絶好調だったころ)。  設定や脚本なんかどうでもいいのです。鳩が飛

【忘却度40%】超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか

1997年3月27日、レンタルビデオで再見。  後年気づいたんですけど、飯島真理さんの主題歌「愛・おぼえていますか」と、同時期に同じく安井かずみさんと加藤和彦さんが手がけた「だいじょうぶマイ・フレンド」の主題歌、コード進行とアレンジ、ほぼ同じなんですよね。 <ポスターを見てみよう>  ♪きゅーんきゅーん、きゅーんきゅーん、私の彼はパイロット〜  なぜか頭から離れないこの歌。 <ネットで調べてみる>  そういえば年に一度は、YouTubeで(いけないことですよ)どな

【忘却度40%】マーズ・アタック!

1997年1月14日、18:00浜松町ワーナー試写室で鑑賞。  最高でしたね。ティム・バートンでいちばん好きかも。  主要人物からナタリー・ポートマンとかまで、キャストもだいたい覚えてるんじゃないかな。 <ポスターを見てみよう>  先輩たちとお揃いのテンガロンハットを買おうとしたとき、私だけ頭が大きくて入らなかったんですが、その後たびたび「マーズ・アタック」と呼ばれたことは、いまではモラハラパワハラと呼ばれてしまう、いい思い出。 <ネットで調べてみる>  「アメリ

【忘却度40%】スワロウテイル

1996年9月21日、14:50新宿東急で鑑賞。  宣伝担当にもらったチケットで見ました。  私が何か語ることもない有名作。 <ポスターを見てみよう>  そうだ、この偽札が原因でR指定になったという話を思い出しました。 <ネットで調べてみる>  そういえばこのとき以来、見直してなかったです。いま見たらどんな感覚になるのかな。

【忘却度40%】ファーゴ

1996年7月8日、15:30徳間ホールの試写で鑑賞。  「トレインスポッティング」の次が「ファーゴ」って豪華な流れ。  そして私の日記「これも当たりそう」。だからえらそうだって。 <ポスターを見てみよう>  ウィリアム・H・メイシーは本作で初めて見ました。まだまだ癖のある俳優っているんだなあと思った記憶あり。 <ネットで調べてみる>  「この映画を真に受けた日本人女性が金の詰まった鞄を探しに行って凍死した」という都市伝説を基にした、菊地凛子さん主演の「トレジャー

【忘却度40%】レザボア・ドッグス

1995年12月7日、レンタルビデオで鑑賞。  公開時に見逃してました。まったくもったいないことをしました。 <ポスターを見てみよう>  また見ないとですね。 <ネットで調べてみる>  そういえば後年、タランティーノのムック本で、その吹き替え版についてけっこう長い原稿を書いてます。  本作、ハーベイ・カイテルが堀勝之祐さん、ティム・ロスが安原義人さんでした。

【忘却度40%】狼の挽歌

1995年11月13日、サンプルビデオで鑑賞。  ブロンソンですね。  当時、ちょうど新しくVHSビデオで発売される時期で、それをソフト会社に送ってもらいました。  そして雑誌の特集のために、この映画の最初から最後までの場面を、フィルム23本使って撮ってます。 <ポスターを見てみよう>  このビジュアル、思いっきりラストシーンです。名シーン。 <ネットで調べてみる>  そのラストシーン、イタリア版や日本語吹き替え版では声が入ってるらしいのですが、私はただエレベー

【忘却度40%】ダイ・ハード2

1995年7月9日、(昨夜の)テレビ放送で鑑賞。  冬の空港が舞台ですよね。テロリストたちがどうして空港を占拠したのかとか、そのへんのいきさつはほとんど忘れてしまいましたが、逃げる犯人たちの飛行機から漏れるガソリンに火をつけて爆発させて敵を壊滅すると同時に、着陸しないといけない飛行機のために(誘導灯などが点かないので)、その爆発と火のラインで誘導することができました。  さらっとラストを言ってしまいました。 <ポスターを見てみよう>  あらすじの記憶はないですが、よく

【忘却度40%】水の中の八月

1995年6月19日、15:30シネセゾン試写室で鑑賞。  これは当時衝撃だったなあ。当時ずっと考えてたスピリチュアル的なことが、映画を見てる間ずっとシンクロしてるような気持ちでした。  石井聰亙(当時)監督にはこの映画でロングインタビューさせていただいたのがきっかけで、後にいろいろお仕事でお世話になることになるのですが、その話はいつかまた。 <ポスターを見てみよう>  小嶺麗奈さんのデビュー作でもあるんですよね。  確かノベライズ小説も買ったなあ。 <ネットで調