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must は情熱的でロマンチックな英単語。 恋する乙女の心のたかぶりが手にとるように表現できる!


「 must」 の意味は「  〜しなければならない、〜に違いない」だけじゃありません。英会話においては「強い望み」を表現する時にも使えます。恋する乙女の感情レベルを例に出して説明してみますね。

( この記事、2分ちょっとで読めます。 前半は面白くないかもしれませんが、後半でこのタイトルの意味がわかります。 )


ここに若くてうぶな女性がいると想像してください。
彼女は公園でステキな男性と会って、ちょっとした会話を交わしました。


彼女はこの男性のことを「あの人のこと好き、大好き。」と感じたとします。
これは、I like him very much. ですよね。

       
↓(数日後)

で、公園で再会し、さらに乙女の心は燃えあがります。
「わたし、恋に落ちたみたい。恋に違いないわ。」
ここは誰もが知ってる must で、
I must be in love with him.  This must be love .


↓(数日後)

さらにこの2人は再会し、楽しいひとときを過ごします。
彼女は自分の感情に確信を持ちます。
I love him.で、mustのような助動詞は不要です。


↓(数日後)

その後、彼女は雨天決行で公園に行きますが、なぜか彼に会えない。
会いたさが募って、恋煩いになり、とにかく彼に会いたい。

わかりやすいように博多弁でたとえると(中高は福岡で過ごしました)

どげなことしてでも会いたいとです。もう会わんといかんとです。(←まさにこの感情!)それ以外の選択はないとです。

彼女の中では「〜したい」の次元を超えて、もう必須レベルに達しています。これが今回のテーマである「強い望みを表すときの must」で、
I must see him.


イメージできましたか?

このように、「must : 〜しなければならない」は強制のようなニュアンスだけではありません。実はもっと、情熱的でロマンチックな心情を表現できる「強い望み」を表わす英単語でもあるのです。


ちなみに、その昔、カナダで古い白黒映画を見ていたところ、ドラキュラ伯爵に恋をしてしまった美しい伯爵嬢が、「 I need to see him.  I must see him. 」と喘ぐように言うシーンを見たことがあります。


実は、コロナ前までは、シンガポールで駐在員の奥様たちに英会話を教えていました。この must の使い方を紹介すると、みなさん、急に遠くを見るような眼差しになります。

きっと、乙女を自分に置き換えてるんでしょうね、あれは。。。


以上、「ふんわり雲の走り書き」でした。 Thank you for stopping by !









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