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盆が過ぎても夏休みは続く

盆はもうすぐ終わるけど、夏休みは31日まである。
「盆が過ぎればもう夏も終わったようなもん」なんてよく聞くけど、母親である私にとってはむしろここからが正念場である。
盆を過ぎてからの夏休みは長い。

お昼ご飯のネタなんてとうに尽きたし、子も夏休みに入った新鮮さが無くなりダラリとしてくる。
プールをするか、ゲームをするか、イオンに行く。
まじでこの3択が主流である。

もっと生産的な過ごし方ができないだろうかと思いながら、一日一日と過ぎる。
「子とべったり一緒に過ごす夏休みなんてあと何回もない」というありがたみは、どうすれば毎日しかと感じられるのか?
誰か教えてほしい。


「今日も特に何もしなかったな」というゆるみきった気持ちと少しの後悔を感じながら、昨日の夜は庭で少し花火をした。
線香花火をじっと持つ子の背中が、とてつもなく大きくなったように思えた。
火花が消えて無くなるまで待てるようになった。
去年はできなかったことが、今年はしっかりできるようになっていた。


もっと何かしてあげられたんじゃないか?なんていう小さな小さな後悔が積み上がっていくのが、私の母親としての日々ではあるけれど。
「線香花火、綺麗だった!」と嬉しそうに笑って振り返る子を見ると、積み上がった後悔は少しだけ切なさに置き換わる。
嬉しいけど切ないけど、嬉しい。そして愛しい。


盆明けの夏休み後半戦、せめてイライラなんてせず、子の成長を感じられたら。
そんな穏やかな気持ちになった翌朝、約束した時間にゲームを終わらせろと叱る。
はあーーーどうしようもなく日常。


全ての親御様方。
残りの夏休み、頑張りましょうね。



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