フランス、パリでポワラーヌ ピュニッション クッキーに出会う❣️
Parisオペラ座近くにある、デパートのギャラリーラファエット食品館は、食品のワンダーランドだ。
入り口を入ると、いきなりジャン=ポール・エヴァンの洗練されたガトーショコラ、ピエールエルメのオシャレなお菓子の数々が視界に飛び込んでくる。
もう、一気にテンション爆上がり!
地下に降りると、これまた日本ではお目にかかれない惣菜がこれでもかと並ぶ。
テリーヌも美しい。
見てるだけで幸せになる。
そして、日本では高級バターがリーズナブルな価格で購入できる。
わたしがいつも大量買いする、お土産の1つだ。
豊富な品揃えのチーズ。
この豊富な品揃えのチーズがむちゃ安いーーー!
フランスで買うチーズとバターは安い上に、フランスならではのクオリティだから、外せません。
もう、これもいつも絶対に大量買いしてしまう、安くて、日本に帰ってからも長ーく楽しめる、わたしのお土産アイテム。
そして、香辛料と塩の販売コーナの、これまたディスプレイがオシャレで、その配色感覚の素晴らしさに、ワクワクしてくる。
このあたり、さすがギャリラファとしか言いようがない。
日常生活でさりげなく接するセンスある環境はとても大切だと、いつも思う。
そんなギャリラファデパ地下で、今回、発見したのがポワラーヌのクッキー。
食品コーナにさりげなく置いてあり、一見、ごく普通のクッキーにしか見えない。でも、なぜ普通のクッキーがギャリラファに???
湧き出た疑問をGoogle先生に聞いてみた。
すると、驚いたことに、単にわたしが知らなかっただけで、既にフランスをはじめ、日本でもかなり人気のクッキー。しかも日本で購入すると、驚くほどお高い。
そんなに人気の美味しいクッキーなの?
ならばと、半信半疑で一袋だけ買ってみた。
ホテルに帰って、早速エスプレッソと一緒に食べてみた。
ポリポリ。
軽い食感で、バターの風味も強くなく甘さも控えめでごく普通のクッキーに感じた。
なんだ、こんなもんか。普通じゃん。
ところが、二回目にクッキーをポリポリしたあたりから、クッキーを口に運ぶ手が止まらなくなった。
控えめな甘さが、癖がない味が、食べている間に、なぜか身体に良い材料だと感じて、次をもとめてくる。
実に不思議な魅力を持った素朴なクッキーだ。
わたしはこのクッキーを作っているサンジェルマンの本店まで行ってみたくなった。思いたったらすぐに行動するのが、わたし。
スマホのGoogle先生に行き方と場所を聞いて、行きました。(ほんとうに、Google先生、役に立ってくれます。メトロの時間、道案内、すべて情報を即座に教えてくれます)
ポワラーヌ本店はサンジェルマンにあり、ボンマルシェもすぐ近く。
ポワラーヌのお店地下のもみの木の薪をくべた石窯でじっくりと焼き上げる、小麦粉、バター、砂糖、卵とシンプルな素材で作った伝統的なクッキー。原料の小麦粉は、フランスの小麦産地として有名なボース地方やブリ地方の最高級のものをブレンド。ゲランド産の天然海塩を加えている。
「ピュニション」とは、フランス語でおしおきという意味。ポワラーヌ氏は子供のころ祖母は「おしおきだよー!」呼んでは、手のひらいっぱいのサブレをくれました。そんな幼少の思い出が名前の由来になったそうです。(DEAN & DELUCA の解説より)
フランスパンのパン・ド・カンパーニュと、クッキーあれこれ、可愛いリネンの布袋を買い求め、すっかりポワラーヌの大ファンになった、わたしでした。
(付け足し)
家人に、美味しいよとポワラーヌのクッキーを食べさせた。
ポリポリ。
うーん、普通だね。
そのリアクションに少しガッカリ。
ポワラーヌのクッキーの美味しさが
シェアできなかったかぁ。
まぁ、いいか。楽しみながら、大切に
少しずつ食べよう、とわたし。
どこが、2日後。
冷蔵庫の中に大切に入れておいた、
ポワラーヌのクッキーがない。
なんと、普通だね、と言った家人が
リビングで本を読みながら、ポワラーヌのクッキーをポリポリ、齧っている。
見ると、クッキーを食べる手が止まらない!!
はまってしまったのだ、ポワラーヌのクッキーの魅力に。
袋の中には、残り10枚くらい!!!
わたしは、すぐに、さりげなく、
あ、苺の美味しいのがあるよ、と
すり替えて、ポワラーヌのクッキーを
取り戻した。
リビングのテーブルの下で、
おこぼれにありついたニャンコも、
わたしの大切なポワラーヌのクッキーを美味しいそうに齧っていた。
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