見出し画像

Paris.ラ・デュレで朝食を。

Parisのホテルから歩いて15分くらいのところ、マドレーヌ寺院のすぐ横にラ・デュレがある。朝8時からやっていたので、散歩がてらに寄ってみた。

ラデュレのウンドゥディスプレイ

まだ、朝早いのでお客は少ない。
ギャルソンに案内されて窓際の席に座り、メニューに目を通す。

たぶん、たくさんは食べられないので品数少ないセットにする。

クロワッサンは食べたい。でも、フランスパンも食べたい。ショコラ・オレも食べたい。オレンジジュースは外せない。自分でチョイスしながら、量が食べられないくせに、なんとまぁ食意地が張っているんだと我ながら呆れる。

朝食セット
丸いのはバター

オーダーのとき、ギャルソンが「飲み物は何にする?ティー、カフェ、ショコラ?」と聞いてきた。ん?ショコラ
なんと魅力的な響き❣️ 思わず、「ウィ、ショコラ、シルブプレ」

わたしはParisのショコラ文化を甘くみていた。いや、確かにショコラは甘い食べものだよ。けれど、こちらのショコラはたとえるなら日本の「餡子」
だった。朝から濃いお汁粉を食べるようなものだ。

ほとんど生クリーム
トロトロのショコラ

「クリームはいる?」と聞かれて
「ウィ」と、わたし。
颯爽とカップに、カップのほとんど全体を覆うようにホイップした生クリームを入れていく。すぐにカップの中は生クリームでいっぱいになり、そこに温めたショコラを注ぐ。

この時もまた思うのだ。ああ、あと30歳若ければ。きっと目の前の生クリームたっぷりのショコラに感動し瞳をキラキラと輝かせて「なんて美味しいんだ!こんなに美味しい食べものがあるなんて!ああ、幸せだ」となっているだろう。

けれど、悲しいことに、その時は既に通り過ぎてしまった。

生クリームに注がれるショコラを見ながら
「あー、無理だ。これは完食できなーい」と、心の中で思った。
ショコラはカカオがメインで甘味はなく、確かに生クリームと合わせると美味しい。けれどこの濃厚さ。これは無理ーーー!

だから、まだお若い方によく言うけど、若いうちに食べたいもの、食べられるものは、しっかり食べなさい。
不必要なダイエットなんかしないで、健康に問題がないなら多少シルエットが丸いくらいが、素敵なんです。

#Paris #ラデュレ#ショコラ#朝食#わたしの旅行者#オバサト63#パリ#この町が好き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?