旅日記「関東 ③」 腹持ちが良いのか内臓の衰えか
町田に到着し、クルマを適当なPにPして散策開始。
とうとうクルマで東京まで来てしまったぞ…
そんな予定ではなかったが、予定らしい予定も無いので、ついフラフラと…
フラフラと来る距離ではないが、自転車を下ろして散策を開始する。
早速「神のよだれ」という少しアレな看板に遭遇。いくら神のでも…なぁ…
まぁそういった趣向の人もいるだろうけど。
ノープランで来たが楽しいぞ…ウフフフ
ヒマだったので結構な範囲をウロつく。
ブロンプトン(折りたたみ自転車)は本当に便利だ。
大変気に入ってます。
演ポス(演歌ポスター)に遭遇し撮影するも、若い男の歌手か、キレイなおばさん歌手の演ポスばかりで不発…
やはり、「肉で出来た獅子舞」とか「トーテムポール」みたいなゲンコツ顔面壮年男性のポスターが欲しいところ。
「現役感」とか、ニスみたいな「茶色くヌラヌラしたツラの照り」とか、「イヤな目立ち方しそうな衣装」の感じとか。
若い男と女性の演ポスにはそれが足りない。
俺は何を求めているのか。
その後、眩暈がしそうな当て字看板を見つけ、少し「フラッ」とする。
こうふん!
しばらく徘徊はするが、元々ノープランなので、早々に限界を迎える。
収穫はあったが、目的が無いのだもの。
よくやった方だと思う。
急に「川越城に行け」と脳内に指令が降ってきた。
埼玉県の観光地。小江戸、川越だ。
川越には数年前にU氏と行ったが、時間の関係で川越城の日本百名城スタンプが押せてなかったのだ。
16時ごろ川越城到着。
が、「城」というか「スーパー古民家」的な感じだ。まぁ知ってたけど…
入場料を払って、目的のスタンプ押して建物に入ってみる。
安価ではあるがお金を払ったので、その分楽しもうとするが、難易度が高ぇなぁ…
早々に限界を迎え、川越城を後に…時間は17時。
日も暮れかけたので川越の街散策は厳しそう。
少し早いが晩ぐわんにしよう…
凄く悩んで結局「武蔵野うどん竹国」さんに行くことに。
東松山のお店に以前行った事がある。「うどん天ぷら食べ放題」のユートピア…貴様に決めた…
川越上野田店が最寄り。10分くらい!
タイヤを鳴らしPにブチ込んで入店し、メニュを見ると、このお店はどうやら食べ放題ではないらしい…
調べてみると、食べ放題は何店舗かの中の2店舗だけ(当時)との事。
残念やけどまぁいいや。うんまいし。
麺をつけ汁に沈めて吸うタイプのうどんなので、まず数種あるつけ汁から選ばにゃならん。
「肉なす汁」を選択。後は麺の量だ。
小(350g)、中(500g)、大(750g)どれを頼んでも値段は同じなので、「中」を選択。
それに「野菜かき揚げ」と「春菊天」を追加。
素晴らしいラインナップじゃないかね…良いドラフト会議だったと思う。センス!
数分後ブツが来て、シットリとした視線を送った後、一斉に襲いかかる!麺がゴワゴワで旨い!
馬鹿野郎!優勝!貴様は最高だ!
天ぷら達を汁に沈めて野獣の様に噛み付く。
かき揚げが想像よりデカい…ヤバイぞ…
でも何とか食い切ったぞ!深い満足感だ…
メニュの端に「釜湯もどうぞ!」と書いてある。
どうも蕎麦湯的な?アレらしい。
伸びやかな声で「釜湯をくれ」と注文。
満腹で苦しかったが、知らないことを知るために頼んでみた。
経験に勝る物ナシさ。
予想通りうどんの茹で汁を…と言うヤツで、最後まで美味しくいただいた。
が、猛烈な満腹感。
かなり辛い…前回もそうだった事を思い出したが、もう遅い。
学ばない。後悔はしていない。
食べ放題でなくてもこの破壊力…凄ぇ…
その後、そのうどんが抜群の腹持ちを発揮し、17時に食った満腹感が午前1時になっても満腹で苦しかった…
胃薬を三度飲んだが効かなかった。
「もう若くないのだ」と思い知り、少しだけ後悔して悩ましい声を吐きながら、いつの間にか寝た。
埼玉のうどん、他の店のも吸っちゃる…いまにみておれ…貴様、大好きだ…
続