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旅日記「岩手経由秋田 ⑥」米はチカラ

(2023 5月)

大館市から秋田市に入る。時間は14時過ぎ。

目的地は「河辺ドライブイン」

ココで昼ぐわんを喰らうのだ。

最近ネットで知って凄く行きたかったのだよ…

河ドラ到着!昼過ぎだが腹ペコ達で賑わっとる。ドキドキする!


適当に空いてるところに座り、メニュを手にする。
シビれる文言が書いてあり、期待値は高まっていく!

シビれる文言


人気No.1は「モツ煮定食」との事だが、俺のオーダーは決まっていた。

「スタミナ鉄板焼き定食」!!!

某動画で観たやつ!

某動画キャプチャ
同上



周りを見て、即座に「大盛にせねば!」と直感し、マダムに「スタミナ!大盛り!」と元気よく注文。

数分後、アホみたいな湯気を放って俺の前にやって来た。

鉄板の上ではタレが溶岩の如くグラッグラしとる。あとコメの量! 



「勝った…」と思った。

「何にだ?」と問われると答えられんが思った。

俺ぁ勝った、勝ったのだ。

白目をむいて一斉に襲いかかる!働く男が好む味!ンマーイ!

即、米チェイサー………ノーベル白米賞10個差しあげる!コレが勝利の味かぁ…

秋田ったら米処だもの。もう既にコメがンマイ。

鼻息を荒げ物凄い勢いで喰らいながらも、「オカズの旨さを利用し、コメの威力が数倍に…」と「クロスカウンター」的な事をファヤヤ〜ンと妄想していた。


そんな時、店内のテレビに緊急地震速報が流れ「石川県能登地方に震度6」との報が入る。

目を白黒させ、テレビを凝視しながら食い終わり、虚な気持ちで店を出る…

俺も能登の男、もしアレならすぐさま帰らねばなるまい…静かに覚悟を決める。

が、電話やらLINEでとりあえず家族の無事は確認できたので旅を続行することにした。

気を取り直し次の目的地は「道の駅秋田港」。
道中、地震の情報を得る為に秋田のローカル局を観る。
中継で石川県民放のローカルアナがヘルメット被ってアレしとる…大丈夫…なんか…?


道の駅到着。

なんか凄いタワーがキャンキャン建っとるわい…沢山の人々で賑やかだ。


何とかクルマをPにPして散策。

建物の中に入ると、うどんそばの自販機が有る。「おぉ…コレが…」と思ったが先程ドカ飯喰らった後、食えやしない。

館内は物産品を売る売店がいくつも並んでおり物凄いことになっとる。(写真撮るの忘れた)

そばうどん
うどんそば
うどんそば
そばうどん


「秋田を煮しめた様なところだな…」と思いながら「いぶりがっこ」や地酒を購入。

楽しい!スーパー道の駅!

展望台に登ったり「ババヘラ・アイス」をねぶったりしていると、もう17時過ぎ…


次のミッション「ラーメンショップチャイナタウン」で「味噌チャンポン」をアレする為、道の駅を後に。

お店に着くともう数人並んどる!「こうしちゃいられねぇ!」とPにPして最後尾に「そっ」と並ぶ。


小一時間後店内に。

券売機に札をネジ込んで「味噌チャンポン」のボタンを落ち着きなく連打し、マダムに券を美しい動きで渡す。

美しさ…忘れたく無いものだな。

で、着丼。
「ザ・表面張力」て感じで中々のヴィジュアル・ショック。


スープにトロみがついてて食い応えは凄そうだ…あと、いつまでも熱い。多分。

ハシ入れると湯気「ボフー」

バカなので「熱さ=旨さ」と思っている俺だ上等だよこのやろう。

「変わった食い物だなぁ…」と思いながら吸い込む。…旨い…ちゃんぽんなんで具沢山なのも良い…バカみたいに熱い!最高!

食い終えると妙な達成感を感じた。汗だくで鼻水が止まらない…

ウットリしながらお店を出て、数キロ先のお風呂で汗を流し秋田市を後に。


「秋田市を徘徊」も考えたが4年前にやっとるんで、今回は寝かせることにした。

行きたいところは有るので又。

満腹の腹をさすり、胃薬を飲んで「道の駅美郷」へ。


翌日の予定など考えながら飲酒していると雨がパラついてきた。

考えは何もまとまらないまま酒の量だけは増え続け、夜は更けて行った。

底辺の宴


旅は続きますわ。

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