老化に伴うアレコレ。その②プヨる身体
若い方々に
歳を重ねる事に対してネガティブな印象を
与えたい訳では決してない。
だが、しかしである。
これは真実であり、
未来への明るい対策になればいいと思う。
「体重増加が止まらん」
「それな」
「もはや水で太るやん」
「おうおう」
「つーか、もはや自分に手をかけにゃフツーに生きれんな?」
「そのようね」
「めんどくせー」
先日の同じ歳の友人との会話である。
50代になり
水どころか
「息するだけで太るんじゃ、、、」
「増える増えると悩む思考に重さがあるのでは?」
と思わざるを得ない程に体重増加が止まらない。
しかも
45歳くらいまで、少し頑張れば元に戻っていたのに
今やものすごーーーく頑張ってもなかなか戻らない。
私は自営業だが、割と体力仕事な内容で
結構動いてるはずで、めちゃくちゃハードだった日もそんな事は無かったかのように数字はピクリともしない。
閉経して
「生理前だし」
「生理中だし」
なんて言い訳も出来やしない。
子供の頃は小柄で痩せっぽちで
健康診断等で心配されるタイプだった。
お酒の味を覚えてからは
アル中だった父親の血を色濃く継いだようで
それはそれはよく飲んでいたし、
食生活も生活も不健康そのものだったけれど
体重が増える事はなく
「私、何しても太らないな」
とタカをくくっていたけれど
思考や呼吸で太る今、
あの頃のふんぞり返った自分の両肩をムンズと掴み
「目を覚ませ!」とブンブン揺さぶってやりたい。
当然ながら思考や呼吸で太りなどしない。
それでも確かに
普通に生きているだけならば
ジワリジワリと体重は増えるのだ。
そう。
代謝である。
代謝が
完全に代謝が落ちているのである。
水も脂肪も渋滞し、遅々として出て行きゃあしない。
フツーに暮らしていては
入ってきたものを全然消費出来ない。
とは言え、考え無しに
入れるものを減らしたら
それはそれで体力がもたない。(気力も)
便秘にもなって逆効果ですらある。
フツーに暮らすに加え
食べ物と食べ方を考え
軽い運動をし(頑張りすぎない、コレ、大事)
お風呂に浸かり
軽くマッサージをして
ようやくギリッギリ帳尻が合うのか?くらい。
つ、つらい。
が、これが現実。
人生に少し余裕が出てくる年代に入ったからと言ってのんびりなんてしていられない。
否が応でも、
自分に時間と手間をかけなければならないのだ。
何故なら
美容とは違って
肥満は
見た目の問題だけではなく
健康寿命に関わる問題なのだから。
長生きしたい訳じゃない。
でも
長患いはしたくない。
若い頃のガリッガリボディとは言わないが
(なるわきゃ無いけど)
せめて
このプヨプヨな腹と腰をプヨくらいにはしたい。
60歳になれた時
「50代の私よ、ありがとう」と言いたい。
ううっ。
めんどくせー。
めんどくせーけど
自分の尻を自分で叩き
何とか今日も帳尻合わせ。
やるしかない、それが50代である。