デジゲー博設営解説編
2024/11/3開催の「デジゲー博」にて現在製作中のゲーム「アンチヒーロー」の展示を行いました!
今回、ゲーム系の展示は初参加だったのですが設営を褒めていただくことが多く、調子に乗っているので設営の解説をしてみたいなーとこの記事を書いております!
(他の反省点がめちゃくちゃありますが、一旦)
下調べ
ゲーム系の展示に行ったこともなければ(TGS以外)どんな展示が映えるのかもこの時点では知らなかったので、インターネットで他人の設営を死ぬほど調べます。(恐らく30人分は見た)
「デジゲー博」「東京ゲームダンジョン」「BitSummit」等のゲーム展示イベントと「設営」の文字で検索すると先人様の素晴らしい設営が大量に見れるので「これを取り入れたい」「注意点」といった所を脳みそに叩き込みます。
ちなみに、この「note」内で調べるのもかなりオススメです。
以下、私が勝手にすごくいいな〜!と思った設営です。
(他にも、たくさんあったのですが画像しか保存しておらず元サイトが行方不明になってしまって載せられない。許されない)
また、実際にイベントに足を運ぶのもいいかも…。
私は、時間がなく「コミケ」と「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT」にだけ行きました。コミケは、ゲーム系専門イベントではないので、あくまで自分の
趣味のついで見たけど…。
この時に、よく見かけたのが「とにかく、高さを出せ!人が多くて低いと見えなくなる」「ポスターはデカくしろ!アイキャッチになる!」のようなお言葉でした。なので、今回の設営はここ2つは達成するぞ!と心に決めました。
配置図作成
今回のデジゲー博では、机スペースに「1スペース」「2スペース」の選択肢がありました。私は、付き添いを連れてくる前提で考えていたので「広い方がいいだろ!」との浅い考えで「2スペース」を選択しました。
2スペースの場合は
との記載がありましたので、こちらを元にAdobe Illustratorで配置図を制作しました。
私は、アドビの犬なのでイラレで作ってますが図が描ければアナログでも
グーグルスプレッドシートでもできます。
机のサイズの図をベースに置きたいものを、並べていきます。
この時に、もしスペース配置も判明していた場合は人の流れによって物の配置位置も変えても良いかもしれないです!
(この想定通りの人の流れには全くならなかったが)
あと、地味に人の立ち位置も考えました!
下調べの段階で、「物の位置を高くしろ!」との先人の知恵を得ていたためなるべく出展者が掲示物に被らないように人の位置を決めております。
備品
既に所持していた「24インチモニター」「A3ポスタースタンド」以外は大体新規購入です。(金が飛んだ)飛ばした金額を見て吐きそうになりますが、どうせ一生使うので諦めました。
この中で、特にあって良かったな〜と思ったものを紹介します!
敷き布
2スペースサイズで発注したので、金額に死にかけましたがこのゲームで出展する限りはずっと使うので発注しました。
1スペースサイズで今後出展する可能性も考慮して半分にしても成立するデザインにしました。
ちなみに発注先は「グラフィック」様です。土日も営業日に数えてくれるので(商品によるが)大好き〜!RGB印刷も大好き〜!
代案として、オリジナル布を作らなくてもゲームのイメージに合わせて布屋さんで布を調達するだけでも見栄えが変わるかと思います…!
そこそこ大きいモニター(映像付き)
フライヤーを受け取ってくださった後に、このモニターの映像に目を止めてくださる方が多かったです!人間、動くものに弱いので何かしらループでゲームの映像が流れていると目が止まりやすいのかも…?
ちなみに,これは24インチのモニターです!セールで1万ちょいだったかな…?
ノートPCしかないよ!となった場合は代替案として、試遊中以外は映像をループさせるだけでも目を止めやすいかも…?恐らく、動いている何かがあるのが重要なので…。
あと、こういうクソデカ荷物を搬入する場合は宅配搬入をした方がいいです。(可能であれば)
私は個人制作で、搬入時に1人で大量の荷物に振り回されながら行くことになったので(付き添いの子に持ってもらったりもしたけど)可能な限り宅配搬入がオススメです。アキバの街で暴れ馬になる前に。
クソデカポスター(B1)
前述した「とにかく、高さを出せ!人が多くて低いと見えなくなる」「ポスターはデカくしろ!アイキャッチになる!」の部分にあたります。
使用したポスタースタンド(PO.SU.TA通常モデル)の最大掲示可能サイズがB1縦だったのでB1です。
今回から、布ポスターにしたのですが搬入の際も楽だしボコボコになる心配がないのでかなり楽です!本当はスチームアイロン等があればシワをとれたかも…。
印刷は、同じく「グラフィック」様です。RGB印刷も選べて最高!
キャラ/ロゴパネル
うちは、キャラクターがガッツリいるタイプのゲームなので賑やかしとして制作。これ、本当は印刷所で印刷からカットまでして頂けるのですがこの辺りで財布が干からびてたのでロゴパネル以外は自作です。
自作する場合は、「ハレパネ」「のりパネ」といった名称のものを購入します。厚みが3/5/7mmがあるのですが、こだわりがなければ、5mmで大丈夫です。印刷した絵をこれに貼って切る…といった流れですが、ハレパネに触れたことがない場合はあらかじめ練習した方がいいです。
美術系の人間は、人生で死ぬほど貼ることになるのですが、不器用な私は、初めてハレパネを貼った当時は事故を起こしまくったので…。
また、自作の場合はカットの際に綺麗な曲線で切るのは、ほぼ諦めた方がいいです。一部プロダクト系の人間と神の手を持つ人間は別ですが。
正円に関しては、サークルカッターというものがあるのですがそれ以外は基本直線で切って、多角形にすることで曲線に近づけるのが安パイかも…。
(そこを指摘されることはなかったし)
ぶっちゃけ、紙ベタ貼りでもいいのですがパネルにすることで「しっかり感」は出ます。
設営練習
写真は、載せられないのですが一度自宅で設営してみるのが結構大事です!
客観的な見え方を確かめられたり、意外とこれが足りない!といったものに気がつけました。
また、この時の写真を撮影しておくと設営本番の際に同行者にイメージを共有できます。
設営本番
前日設営で付き添いの友人と共に設営しました。私のような個人サークルでも、もう1人は欲しいです…。1人じゃ絶対に無理だった。
これだけ、準備しておいて「Take Free」の表示を制作し忘れ友人にその場で書いて貰ったり、この背後でラミネートして貰ったりしてます。
ただ、限界カススケジュールでもこれぐらいにはなるので、この設営を屍に最強設営を各々で組んで頂けましたら幸いです。
こちらの記事をご覧いただきありがとうございました!